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『仙台領内古城・館』(せんだいりょうないこじょう・やかた)は、仙台藩領内の城館に関し、紫桃正隆が1972年から1974年にかけて著した研究書である。古代から近世まで知られる限りの城・館1350を実地調査に基づいて紹介し、考察を加えた。全4巻。 == 著者と内容 == 宮城県石巻市在住の高等学校の教員だった紫桃は、郷土史家として主に葛西氏の歴史についての著作で知られていた。彼が10年近くの歳月をかけ、休暇中に実施した現地調査の成果をまとめたのが本書である。多くは現地の郷土史家の案内・同行を仰いだという。 『仙台領内古城・館』は、全4巻を地域別に分け、地域内の城・館について一つあたり数ページずつ割いて解説する。ほとんどの城館に手書きの略地図を掲げ、必要な場合には地形図内での位置も示し、白黒の写真を多く収録した。現地調査にもとづいて規模・構造を推定し、古文献の記述にもとづく考察や、調査時に現地で知った伝承もあわせ記す。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仙台領内古城・館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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