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代名動詞 : ミニ英和和英辞書
代名動詞[よ, しろ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
: [な]
 【名詞】 1. name 2. reputation 
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 
動詞 : [どうし]
 【名詞】 1. verb 

代名動詞 ( リダイレクト:再帰動詞 ) : ウィキペディア日本語版
再帰動詞[さいきどうし]
再帰動詞(さいきどうし、 reflexive verb)とは、意味上の動作主と被動者(形式的には主語および目的語として現れることが多い)が同じであるような動詞をいう。フランス語などでは接辞的な再帰代名詞が動詞につくので、代名動詞(だいめいどうし)という呼び方もされ、フランス語を含むロマンス語では特に頻繁に用いられる。
多くの言語では、他動詞の目的語を再帰代名詞(英語では oneself 、 myself 、 themselves など -self の形をしている)に変えることで再帰動詞が作られる。再帰動詞としてしか用いない"本質的再帰動詞"もあり、英語では perjure oneself(偽証する)などごくわずかしかないが、ロマンス語やドイツ語などではよく使われる。また対応する他動詞と再帰動詞で意味が若干異なることもある。
意味的には、自分自身を対象として行う行為(再帰的)のほか、言語にもよるが、複数の人または物が互いにしあう行為(相互的:英語ではeach otherなどを使う)、他の明示されない動作主や現象によって受ける行為(受動的:英語では能格動詞などを使う)などにも用いられる。本質的再帰動詞は、他の言語ならば自動詞を使うような場面(他の動作主があるとは普通考えられない)に用いられる。
==ロマンス語==
ロマンス語では本来の代名詞のほかに接辞的な代名詞があり、これが再帰代名詞として使われて再帰動詞を構成する。再帰代名詞としては動詞の種類により、直接目的語(対格)のほか、間接目的語(与格)も使われる。
たとえば「自分の体を洗う」(=入浴する)という再帰動詞をみると、
*スペイン語では不定形 lavarse のように、代名詞 se が接尾辞化されているが、活用する場合は前に出て接頭辞化される。
*ルーマニア語では不定形 a se spăla のように、 se は接頭辞化されている。
*フランス語では不定形 se laver のように、 se は独立で、助動詞が介入すると離れる。
強調する場合、またあいまいさを回避するために強勢形の代名詞を追加して用いる場合もある。スペイン語の例: Yo me cuido a mí mismo. (私は自分のことを自分でする=他人の世話にはならない)ここで mí、 síは強勢形の代名詞、mismo は「同じ」「それ自身」つまり英語の self に当たる。
フランス語では再帰動詞の過去・完了を表す助動詞 être (be動詞にあたる)を使うと、目的語としての種類(直接・間接)による違いが顕著に現れる。直接目的語だと、"je me suis vu(e)." (私は自分を見た)というふうに、主語すなわち直接目的語の性に応じて過去分詞の語尾が変わる。間接目的語だと、"Je me suis parlé."(私は自分に言った=自問自答した)と、過去分詞は変わらない。
また se laver は se を直接目的語とした場合には「入浴する」という意味になるが、 se を間接目的語としてその他の直接目的語をとれば「自分の…を洗う」(Je me suis lavé les mains.「私は手を洗った」)という意味になる。
スペイン語ではそれぞれ "Yo me vi" 、 "Yo me hablé" というふうに動詞と直接結びつく。「思い出す」などの基本的な動作に関しても "Me recuerdo"(私は思い出す)などと盛んに用いられる。
ラテン語には、受動態と同じ形で能動的意味を表す形式受動態動詞(異態動詞、変位動詞、deponent verb)というものが多くあり、ロマンス語の代名動詞は(形態的には異なるが)機能的にはこれに由来するといわれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「再帰動詞」の詳細全文を読む




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