|
(n) war by proxy =========================== ・ 代 : [よ, しろ] 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation ・ 代理 : [だいり] 1. (n,vs) representation 2. agency 3. proxy 4. deputy 5. agent 6. attorney 7. substitute 8. alternate 9. acting (principal, etc.) ・ 代理戦争 : [だいりせんそう] (n) war by proxy ・ 理 : [り] 【名詞】 1. reason ・ 戦 : [いくさ] 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight ・ 戦争 : [せんそう] 1. (n,vs) war
代理戦争(だいりせんそう、)とは、主体が直接的に戦争に関与することなく、その他の主体を当事者として戦わせる戦争を言う。 ==概要== 代理戦争は核兵器の出現によって、アメリカ合衆国とソビエト社会主義共和国連邦による、直接戦争が回避されるようになった冷戦時代に用いられるようになった概念である。具体的には朝鮮戦争やベトナム戦争などを取り巻く情勢を表すために使用された。その具体的な方法としては、代理戦争を戦う国家や勢力に対して軍事作戦の遂行に必要な人員や物資を提供する軍事援助(military assistance)の方法がある。援助を行うことによって軍事力の物的要素を補強するだけでなく、特殊部隊隊員が軍事顧問となって助言を行うことで運用効率の向上を期待することもできる。代理戦争は敗北による自国の軍事的損害を最小限に食い止めることが可能となるだけでなく、逐次状況に応じて軍事介入を行うことも可能であるために危機管理においても柔軟な反応が可能である。 朝鮮戦争は超大国が自分が前線に出るのを恐れ、幾つかの衛星国を前線で戦わせる例であり、スターリンはアメリカと直接戦争を防ぐ為に、北朝鮮のソ連軍の参戦要請を拒否して代わりに中国に参戦要請させ、その中国もソ連空軍を参戦要請したものの拒否された。しかし非公式に参加していた者もいた。 このほか、代理戦争というものは存在せず、小国同士が戦争を開始するに当たって、自国が有利になるよう大国を誘引する逆代理が行われたと考える見方もある。本来の冷戦はイデオロギー対立であったが、代理戦争の中にはスエズ運河の利権を争った第二次中東戦争の様にむしろ経済的利権が動機となった物も多く、同じ社会主義国家同士が代理戦争を行った実例もある。一方、結果として米ソの開発した戦車などの通常兵器の実戦テストの場としての利用されたものもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「代理戦争」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|