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仮声帯(喉頭前庭ヒダ、前庭ヒダ)は、喉頭蓋の付着部のすぐ下、のすぐ上にあって、の角の部分との前横の面を結ぶ繊維状の組織により狭い隙間を囲む、2つの深い粘膜のヒダの内の一つである。 粘膜に包まれたこの靱帯の下縁は、の上部の境界を構成する半月形の縁を形成する。 仮声帯の重要な役割として、呼吸や発声の際に食物や飲料が気道に入らないようにすることがある。〔''Vestibular fold flap for post-cordectomy laryngeal reconstruction''; Mamede, Ricz, Aguiar-Ricz, Mello-Filho; Abstract 〕 癌の治療として喉頭蓋を除去すると、喉頭蓋がある場合と違い窒息しない。 仮声帯は通常の発声では大きな役割を果たしていない。しかし、やフーメイでは、低く響き渡る口調を生じるのに用いられる。同様に、ヘヴィメタルのいくつかの形で用いるやデスヴォイス唱法でも用いられる。声帯と仮声帯の両方から同時に発声すると二重声を生じる。 声帯の表面が単層扁平上皮により階層化されているのに対して、仮声帯の表面はでおおわれている。 ==追加画像== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仮声帯」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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