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乾進丸(けんしんまる)は、かつて乾汽船が運行していた貨物船。元は日本海軍の未成敷設艦 仮称艦名第1822号艦。 船名は、乾汽船が運行した船としては2代目。乾汽船が運行した初代の乾進丸については、乾進丸 (1940年)を参照のこと。 ==船歴== 第二次戦時標準船の2DT型8番船として計画。1944年、通称マル戦計画中の昭和二十年度計画で起工前に海軍が買収のうえ敷設艦に設計変更され、第1821号艦型の2番艦、仮称艦名第1822号艦として計画変更となる。 1945年2月1日、浪速船渠で起工したが、鋼材の調達に見通しが立たなくなったため同年4月に工事取りやめとなった。 太平洋戦争後、戦後続行船として乾汽船に割り当てられ建造を再開。1948年6月7日進水〔。同年8月竣工〔。 竣工後の処女航海で樺太へ向かったが、樺太南岸沖で荒天に遭遇し海馬島で座礁。その後離礁し、日本サルヴェージのタグボートにより曳航され内地へ航行中の11月5日、天売島沖で大波を受け沈没した〔。この事故により日本サルヴェージ社員と乾汽船船員計約30名の犠牲者を出した。事故後、小樽で慰霊祭が挙行された。 2015年現在、本船は乾汽船が太平洋戦争後の海難で喪失した唯一の船である。なお、乾汽船が運航した乾進丸は初代、2代目ともに沈没し、2代目の本船が沈没した後は乾汽船では乾進丸の船名を持つ船舶を取得していない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「乾進丸 (1948年)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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