|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 任 : [にん] 【名詞】 1. obligation 2. duty 3. charge 4. responsibility ・ 我 : [われ, が] 【名詞】 1. me 2. oneself 3. self 4. ego ・ 行 : [くだり, ぎょう] 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse
任 我行(じん がこう、)は、金庸の武俠小説『秘曲 笑傲江湖』に登場する人物。 任盈盈の父で、日月神教の教主。武功は並外れており、『秘曲 笑傲江湖』中では最高の武功を誇る人物の一人。代々伝わる「葵花宝典」を身につけてはいないが、相手の内功を吸い取る「吸星大法」を習得している。東方不敗の謀反によって、西湖の湖底に作られた牢獄に監禁されてしまったが、部下の向門天と令狐冲によって救出される。任我行が江湖に復活したことで、様々な運命が急速に動き出す。 == 性格 == 教主としての威厳、江湖随一の武功を備えた天下無敵の人物。それゆえ性格は尊大で残虐で、僅かな裏切りも決して許さない。東方不敗によるクーデターが起こったのもそうした性格が災いしている。また、権謀術数にも優れており、一度は東方不敗によって失脚したものの、ふたたび教主の座に返り咲いている。 教主に返り咲いた後は教徒たちの追従を受け続けたためか、かなり傲慢な性格になってしまった。教徒たちが任我行を孔子、関羽、諸葛亮と褒めたたえた際、「諸葛亮は武芸がわし以下なのは当然として、北伐で手柄がなかったから智謀でもわし以下でしかない。関羽は勇猛だろうが、一騎打ちならわしの吸星大法にかなうまい。孔子の弟子はわずか3千人だがわしの配下は3万を超える」という感想を持つほどである。 江湖で恐れているのは東方不敗のみ。実力を認めている人物は少林寺総帥の方證大師、華山派の先達である風清揚、武当派総帥である冲虚道長。反対に、軽蔑しているのは嵩山派総帥の左冷禅で「面の皮の厚さは天下一」と嘲笑する。華山派総帥の岳不群は「偽君子」と呼び、青城派総帥の余滄海にいたっては「軽蔑するにも値しない」と一蹴している。 命の恩人である令狐冲をたいそう気に入っており、少林寺に江湖の盟主たちが集まった席上で、令狐冲を任盈盈の婿にすると宣言したほど。 また、武術の修練が三度の飯より好きらしく、葵花宝典だけは「こんなアホな事、する気にもなれん」と放置し、教主復帰後に破棄している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「任我行」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|