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伊号第二潜水艦[いごうだいにせんすいかん]
伊号第二潜水艦（いごうだいにせんすいかん）は、大日本帝国海軍の潜水艦。伊一型潜水艦（巡潜1型）の2番艦である。1944年にラバウルからトラックへ向かう途中で戦没した。
== 艦歴 ==
1923年（大正12年）の建造計画で第75潜水艦として計画され、後に改名されて伊号第二潜水艦となった。建造は川崎造船所であり、1923年（大正12年）8月6日起工、1925年（大正14年）2月23日進水、1926年（大正15年）7月24日に竣工した。同日横須賀鎮守府籍に編入する。
1941年（昭和16年）12月の太平洋戦争開始時には第六艦隊第二潜水戦隊に所属し、真珠湾攻撃ではオアフ島周辺海域で監視任務につき、12月31日にマウイ島を砲撃した。1942年（昭和17年）3月にはインド洋で商船1隻を撃沈、6月のアリューシャン攻略作戦支援。7月17日、ダッチハーバー沖でソ連船を砲撃。その後はソロモン方面へ進出してガダルカナル島などへの輸送任務に従事。翌年にはアリューシャン列島へ再度進出してキスカ島への輸送を2回するなど撤退を支援する。1944年（昭和19年）に入りトラックを基地としてニューギニア方面への輸送任務をこなした。
1944年4月7日、ラバウルからトラックへの輸送任務中に駆逐艦「」の攻撃により戦没。艦長以下110名が戦死。5月4日に戦没認定され、6月10日に除籍された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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