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伊号第二十八潜水艦(いごうだいにじゅうはちせんすいかん、旧字体:伊號第二十八潜水艦)は、大日本帝国海軍の伊十五型潜水艦(巡潜乙型)の9番艦。 当初は伊号第三十一潜水艦と命名されていたが、1941年(昭和16年)11月1日に伊号第二十八潜水艦と改名されている〔昭和16年11月1日付 海軍達 第333号。〕。 ==艦歴== 第四次海軍補充計画(④計画)により計画され、1939年(昭和14年)9月25日に三菱重工業神戸造船所で起工、1942年(昭和17年)2月6日竣工。 第6艦隊に所属して南太平洋で活動した。珊瑚海海戦にも参加したが、戦果を挙げることはなかった。 1942年5月16日朝、ラバウル北方250浬で機関故障を報告後消息不明となる。17日、のトラック島南方70km地点付近の太平洋上を浮上航行中、アメリカ海軍潜水艦「トートグ」に発見される。「トートグ」は魚雷2本を発射。これが命中したが沈まず、反撃の魚雷を発射。しかし、「トートグ」はこれをかわし、魚雷1本を発射。これが命中して艦体が爆砕されて戦没し、破片や乗組員の肉片などが「トートグ」に降り注いだ〔#木俣潜p.161〕。潜水艦長の矢島安雄少佐以下乗員全員戦死。 6月15日、戦没認定され除籍。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊号第二十八潜水艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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