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伊4 ( リダイレクト:伊号第四潜水艦 ) : ウィキペディア日本語版 | 伊号第四潜水艦[いごうだいよんせんすいかん]
伊号第四潜水艦(いごうだいよんせんすいかん)は、日本海軍の潜水艦。伊一型潜水艦(巡潜1型)の4番艦。1942年ブナへの輸送任務中に米潜の攻撃を受け戦没。 == 艦歴 == 1923年(大正12年)の建造計画により、川崎造船所で建造された。1926年(大正15年)4月17日起工、1928年(昭和3年)5月22日進水、1929年(昭和4年)12月24日に竣工する。同日横須賀鎮守府籍に編入。 先の3艦(伊1から伊3)より建造が若干遅れ、司令塔の装甲の強化、電池の増設、内殻を延長し冷却機を装備するなどの改良が加えられている。また主機のラ式2号ディーゼルはライセンスによる国内生産品を初めて搭載した。 太平洋戦争開始時には第六艦隊第二潜水戦隊に所属し、真珠湾攻撃ではカウアイ島周辺海域で監視任務につき、それ後インド洋に進出し通商破壊任務を行って輸送船1隻を撃沈、1隻を大破させた。1942年(昭和17年)6月のアリューシャン攻略作戦支援後はソロモン方面へ進出し、ガダルカナル島などの輸送任務に就いた。ブナへの輸送任務に失敗し、ラバウルへの帰路に消息不明となる。米側記録によると1942年(昭和17年)12月20日、ラバウル南方で米潜水艦「シードラゴン」(Sea Dragon, SS-194)の雷撃により戦没、艦長以下90名全員戦死。1943年(昭和18年)1月5日ラバウル方面で沈没と認定、3月1日除籍。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊号第四潜水艦」の詳細全文を読む
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