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伊予鉄道松山市内線 : ミニ英和和英辞書
伊予鉄道松山市内線[せん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
鉄道 : [てつどう]
 【名詞】 1. railroad 
: [まつ]
 【名詞】 1. (1) pine tree 2. (2) highest (of a three-tier ranking system) 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [し]
  1. (n-suf) city 
市内 : [しない]
  1. (n,adj-no) (within a) city 2. local 
: [うち]
 【名詞】 1. inside 
内線 : [ないせん]
 【名詞】 1. phone extension 2. indoor wiring 3. inner line 

伊予鉄道松山市内線 ( リダイレクト:伊予鉄道#松山市内線 ) : ウィキペディア日本語版
伊予鉄道[いよてつどう]

伊予鉄道株式会社(いよてつどう、)は、愛媛県松山市に本社を置き、同県中予地方鉄道軌道路線バス貸切バス事業を展開している会社である。略称は伊予鉄、またはいよてつ。民営鉄道としては日本で2番目の歴史を持つ老舗企業であり〔会社概要 - 伊予鉄道、2016年3月12日閲覧〕、交通・観光・百貨店・不動産・飲食など幅広い事業を展開する伊予鉄グループの中核企業である。

== 沿革 ==
松山外港である三津と松山を結ぶ三津街道は平坦ではあるが道路事情が劣悪だったため、これを改善しようと鉄道の建設を決意したのが創業者の小林信近である。小林はイギリス人技師から教えを受け、小資本でも建設できる鉄道として軌間762mmの軽便鉄道を採用。1887年に伊予鉄道を設立し、中四国地方で初めての鉄道として、松山 - 三津間を1888年に開業させた。

*1887年明治20年)9月14日: 伊予鉄道設立。
*1888年(明治21年)10月28日: 松山(後の外側、再び松山、現在の松山市) - 三津間で鉄道開業。四国初の鉄道。
*1892年(明治25年)5月1日: 三津 - 高浜間が延伸開業。高浜線全通。
*1893年(明治26年)5月7日: 平井河原線(現在の横河原線)外側(現在の松山市)- 平井河原(現在の平井)間が開業。
*1895年(明治28年)8月22日: 道後線の前身である道後鉄道により古町 - 道後(現在の道後温泉) - 松山(後の一番町、現在の大街道付近)間が開業。
*1896年(明治29年)
 *1月26日森松線が開業・全通。
 *7月4日郡中線の前身である南予鉄道により藤原(現在の松山市) - 郡中間が開業。
*1899年(明治32年)10月4日: 平井河原線、平井河原 - 横河原間延伸開業。同時に横河原線と改称。横河原線全通。
*1900年(明治33年)5月1日: 道後鉄道南予鉄道を合併。それぞれを道後線、郡中線とする。
*1911年(明治44年)8月8日: 道後線 古町 - 道後間を1,067mm軌間に改軌、電化。
*1916年大正5年)12月31日: 伊予水力電気と合併し、伊予鉄道電気に社名変更〔「合併契約書」『五十年史』 伊予鉄道電気、1936年、pp.43-44(国立国会図書館デジタルコレクション)〕。
*1921年(大正10年)4月1日松山電気軌道を合併。
*1923年(大正12年)6月30日: 旧松山電気軌道線を1,435mm(標準軌)から1,067mmに改軌。
*1925年(大正14年)12月1日: 宇和水電と合併し(新)伊予鉄道電気設立〔「契約書」『五十年史』 伊予鉄道電気、1936年、pp.102-104(国立国会図書館デジタルコレクション)〕。
*1927年昭和 2年)11月1日: 萱町 - 江ノ口間(旧松山電気軌道線)営業廃止。
*1931年(昭和6年)
 *5月1日: 高浜線を1,067mm軌間に改軌、電化。
 *10月6日: 横河原・森松線を1,067mmに改軌。
*1935年(昭和10年)11月4日: 梅津寺遊園地完成。
*1937年(昭和12年)7月22日: 郡中線を1,067mm軌間に改軌。
*1939年(昭和14年)5月10日: 郡中 - 郡中港間延伸開業。郡中線全通。
*1941年(昭和16年)10月1日: 発送電施設を日本発送電に現物出資。
*1942年(昭和17年)4月1日: 伊予鉄道電気が電力事業を四国配電(現在の四国電力)へ、鉄軌道事業を新たに設立した伊豫鉄道へ譲渡。
*1944年(昭和19年)
 *1月1日: 三共自動車を合併し、旅客自動車運輸(路線バス)事業開始。
 *12月5日: 瀬戸内運輸より松山 - 湯谷口ほか2路線を譲り受ける。
*1945年(昭和20年)
 *2月21日: 不要不急線指定により高浜線を全線単線化。
 *7月26日: 連合国軍による松山大空襲。本社事務所を始め、主要駅舎、車両工場、自動車営業所等々を焼失。被害甚大。鉄軌道全線の運行を中止。
 *7月27日: 鉄道郊外各線で運行を再開。
 *8月1日: バス全線運行再開。
 *8月20日: 城北線運行再開。
 *9月8日: 城南線運行再開。
*1947年(昭和22年)3月25日: 花園線開業。全通。
*1950年(昭和25年)5月10日: 郡中線電化。
*1951年(昭和26年)1月9日: 貸切バス事業を開始。
*1952年(昭和27年)2月5日: モハ50形電車運行開始。松山市内線では初のボギー車。
*1953年(昭和28年)4月26日:四国遍路のバス巡礼を始める。企業として四国八十八箇所霊場会公認先達第一号。
*1954年(昭和29年)2月1日: 横河原線・森松線ディーゼル化により、蒸気機関車(坊っちゃん列車)が廃止。
*1956年(昭和31年)
 *極東航空(現:全日本空輸)の地域総代理店制度に加入し、松山空港での地上業務および各種商品の営業活動を受託。
 *8月15日: 車扱い貨物営業廃止。
*1958年(昭和33年)4月1日: 600系電車運行開始。伊予鉄道初のカルダン駆動車。

*1963年(昭和38年)4月1日: 梅津寺遊園地をリニューアルし、梅津寺パークとして開園。
*1965年(昭和40年)12月1日: 森松線廃止。
*1967年(昭和42年)
 *6月10日: 横河原線 松山市 - 平井間電化。
 *10月1日: 横河原線 平井 - 横河原間電化。
*1969年(昭和44年)
 *7月1日 : 資本金を10億円に増資
 *9月1日: 百貨店準備会社「伊予鉄百貨店」設立。
 *12月1日: 松山市内線環状運転開始。
*1971年(昭和46年)7月5日: 松山市駅ターミナルに百貨店「いよてつそごう」開業。
*1976年(昭和51年)7月16日: タクシー事業を分離して伊予鉄タクシー設立。
*1977年(昭和52年)11月13日: 伊予鉄本社ビル完成。愛媛県松山市湊町五丁目1番地1より本店移転。
*1980年(昭和55年)1月14日: 600系電車3両編成化。
*1981年(昭和56年)
 *7月13日: 松山市内線冷房電車運行開始。
 *8月1日:資本金を15億円に増資。
 *8月10日: 高浜線と横河原線の間で直通運転開始。

*1984年(昭和59年)8月1日: 800系電車運行開始。3両固定編成。
*1985年(昭和60年)7月8日: 郊外線初の冷房電車が運行開始(800系)。
*1987年(昭和62年)9月12日: 700系電車運行開始。
*1988年(昭和63年): 日本航空の、松山空港での地上業務を受託。
*1989年平成元年)8月8日: 南予地域・久万地域のバス事業を分離して、伊予鉄南予バス・伊予鉄久万バス設立(伊予鉄久万バスは2005年に伊予鉄南予バスに合併)。
*1991年(平成3年)8月1日: 郡中線ダイヤを高浜線・横河原線と同じ日中15分ヘッドに変更、松山市駅での路線間接続を改善。
*1992年(平成4年)6月25日:伊予鉄道に社名変更。
*1993年(平成5年)6月12日: 鉄道線でCTCの使用開始。
*1994年(平成6年)
 *3月23日: 鉄道線でATSの使用開始(城北線を除く)。
 *3月21日: バスで磁気式のプリペイドカード「バスカード」を導入。9月11日に「い〜カード」と改称し市内線電車でも利用可能に。
*1995年(平成7年)1月15日: 610系電車運行開始。伊予鉄道初のステンレス製電車。
*1996年(平成8年)2月1日: 公式ウェブサイト開設。
*1998年(平成10年)
 *2月1日: 「い〜カード」が鉄道線で利用可能に。四国で初めて自動改札機を導入(松山市駅
 *7月18日: 古町 - 衣山間の高架工事完成。中四国民鉄初の高架区間。
*2000年(平成12年)ラッシュ時に限り運用されていた300系電車が休車(のち一度も運用に就くことなく2009年に廃車解体)。鉄道線全線において冷房化が実質完了。
*2001年(平成13年)10月12日: 松山市内線で「坊っちゃん列車」レプリカ運行開始。
*2002年(平成14年)3月19日: 松山市内線でモハ2100形超低床電車運行開始。
*2003年(平成15年): 軌道の専用化完成(上一万 - 道後温泉駅間専用軌道化)
*2004年(平成16年)
 *4月1日: 電車・バス総合情報システム稼動開始。
 *4月25日道後公園停留場の乗降ホーム整備が完了、軌道線から安全地帯のない停留場が消滅する。
*2005年(平成17年)
 *8月23日: 日本初の電車・バス・タクシー共通ICカードシステム「ICい〜カード」の本格導入開始。携帯電話の電子マネー機能・iモードFeliCaおサイフケータイ)にも全国初対応。
 *11月1日: IC定期券の発行を開始。前日限りで、い〜カード(磁気)の販売が中止される(利用は2006年10月31日まで)。
*2006年(平成13年)3月: 全日空の地域総代理店制度から脱退する。
*2007年(平成19年)2月1日: 奥道後・湯の山ニュータウン - 松山空港間(52・53系統)でCNGバスの運行が開始。
*2008年(平成20年)
 *4月1日: 松山市所有の松山城ロープウェイを含む松山城関連施設の管理運営を担う指定管理者となる。
 *8月1日: 伊予郡松前町と連携したコミュニティバス松前町ひまわりバスを開設。
*2009年(平成21年)
 *3月15日: 梅津寺パーク閉園。
 *8月24日: 鉄道線で3000系電車が営業運転開始〔愛媛経済レポート 2009年1月5/15日合併号P6-8 新春インタビュー 伊予鉄道社長「佐伯要」さん〕。3両固定編成。
*2010年(平成22年)7月25日: 800系電車の全車両の営業運転終了。
*2011年(平成23年)6月24日: 松山市駅の発車メロディを『この街で』に変更〔ことばのちからラッピングバス・電車 出発式実施と松山市駅 電車発車メロディーの変更について - 伊予鉄道、2011年6月24日。〕。
*2012年(平成24年)3月31日: 日本航空との、松山空港での地上業務受託契約を終了。松山空港の地上業務から完全撤退する。
*2013年(平成25年)
 *7月25日: 日専連えひめ(現:いよてつカードサービス)を完全子会社化。
 *12月17日: いよてつ東温ソーラー発電所が稼動を開始し、71年ぶりに発電事業に参入。
*2014年(平成26年)
 *2月16日: ICい〜カードの普及に伴い、松山市駅の自動改札機撤去。後日、普通乗車券を非磁気券化。
 *2月28日: 松山市駅と古町駅のコンビニ(い〜ショップヤマザキ)が閉店、セブン-イレブンへと改装〔セブン-イレブンいよてつ松山市駅店 〕〔セブン-イレブンいよてつ古町駅店 〕。
*2015年(平成27年)
 *3月1日: 市内電車の車内放送に英語の案内放送を導入〔市内電車車内放送の英語案内開始について - 伊予鉄道、2015年2月23日〕。
 *5月25日: 車両デザインの一新、駅案内看板における英語表記の推進などの計画を盛り込んだ「IYOTETSUチャレンジプロジェクト」を発表。「IYOTETSU」の英字を主体にした新ロゴマークを制定〔 - 伊予鉄道、2015年5月。〕。
 *7月1日: 松山市駅の発車メロディを清水一郎社長作曲・演奏の『リズム』に変更〔いよてつ発車メロディー - 伊予鉄道、2015年7月。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「伊予鉄道」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Iyo Railway 」があります。




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