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伊二百一型潜水艦(いにひゃくいちがたせんすいかん)は、大日本帝国海軍の潜水艦の艦級。潜高型(せんたかがた)、もしくは潜高大型(せんたかだいがた)とも呼ばれる。潜高とは水中高速潜水艦の略。連合国の対潜水艦戦闘 (ASW) 能力向上にともなう日本潜水艦の被害拡大に対処するため水中速力を重視した型である。 == 概要 == 1938年に建造され1941年まで試験された水中高速実験潜水艦第71号艦や甲標的などの開発経験を元に 1943-44年のマル戦計画により太平洋戦争末期に建造された潜水艦。潜航時の船体抵抗を抑えた設計、ドイツより技術導入した溶接に適した高張力鋼St52による全溶接船体構造 〔社団法人溶接学会 (※ブラウザによってはURL直接リンク表示不可、URLのコピー&ペーストで閲覧のこと) http://www-it.jwes.or.jp/jws/gallery/gallery3.html#22 http://www-it.jwes.or.jp/jws/gallery/gallery5.html#37〕、そして建造期間短縮と大量建造に適するブロック建造を取り入れ毎月1隻の完成を目標としていた。23隻が計画され、8隻が起工、1945年(昭和20年)3隻が就役した時点で終戦を迎えた。実戦に投入されることはなかった。水中高速航走時の安定性や故障の多い主機関、多量に搭載された蓄電池の整備性・信頼性等が未解決のままであった〔歴史群像 164ページ 大塚好古「徹底比較 日米艦隊型潜水艦発達史 第9章 【戦時における日本潜水艦の戦備とそれに伴う発達】」には本級の欠点として「潜航秒時が過大」と記されている。月刊「丸」1998年2月号別冊付録「日本の潜水艦」では、急速潜航秒時を30秒としている。また、同じく「徹底比較 日米艦隊型潜水艦発達史 第9章 【戦時における日本潜水艦の戦備とそれに伴う発達】」では、アメリカでの本級の試験に対する評価として、「危険極まりない艦との評価を下した」とあると記されている〕。終戦後は2隻がアメリカに運ばれ調査の対象となった。また、後に建造されるおやしおの設計に影響を与えたといわれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊二百一型潜水艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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