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伊佐 千尋(いさ ちひろ、1929年6月27日 - )は、日本のノンフィクション作家。画家・八島太郎の息子で、マコ岩松は異母弟。 東京都生まれ。沖縄県立二中(現沖縄県立那覇高等学校)卒業。1964年、アメリカ施政権下の沖縄に実業家として在住中、現地人青年四人による米兵殺傷事件の陪審員となり、陪審は致死罪について無罪の評決をした。1977年、伊佐はノンフィクション『逆転』でこれを一種の冤罪事件として描き、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞、これを機に作家に転じた。 1978年、同作はNHKでドラマ化され、伊佐も自身の役で出演したが、青年のうち一人から、実名で描かれ前科を暴かれたとしてプライヴァシー侵害で提訴され、敗れた。現在の刊本は仮名になっている。(ノンフィクション「逆転」事件)。 1982年、「陪審裁判を考える会」を発足、陪審制度の導入を求めている。死刑廃止論者でもある。ゴルフに関する著書、翻訳も多い。 ==著書== *逆転 アメリカ支配下・沖縄の陪審裁判 新潮社, 1977 のち文庫、文春文庫、岩波現代文庫 *検屍 モンローのヘア 潮出版社, 1981 のち文春文庫 *炎上 沖縄コザ事件 潮出版社, 1981 のち文春文庫、「沖縄の怒り」と改題、改訂して文春文庫 *司法の犯罪 文藝春秋, 1983 のち文庫、新風舎文庫 *法廷 弁護士たちの孤独な闘い 文藝春秋, 1986 のち文庫 *フェアウェイのギャングたち 文藝春秋, 1987 *衝突 成田空港東峰十字路事件 文藝春秋, 1988 *島田事件 潮出版社, 1989 のち新風舎文庫 *病める裁判 渡部保夫共著 文藝春秋, 1989 「日本の刑事裁判」と改題、中公文庫 *勝つゴルフ ペイシェンスー攻め・守りの本質をトッププロが語る ネスコ, 1989 *愛するがゆえに 阿部定の愛と性 文藝春秋, 1989 のち文庫、「阿部定事件」と改題、新風舎文庫 *目撃証人 文藝春秋, 1990 *舵のない船 布川事件の不正義 文藝春秋, 1993 *男の気持ち 人生を楽しく送るための12章 文藝春秋, 1994 *ゴルフの効用 人生をおいしくする究極のスパイス 広済堂出版, 1995 *チャコ物語 樋口久子プロのゴルフ人生 広済堂出版, 1996 *名手たちの言葉 広済堂出版, 1996 *邯鄲の夢 中国-詩と歴史の旅 文藝春秋, 1998 *洛神の賦 三国志の世界を訪ねる旅 文藝春秋, 2001 *裁判員制度は刑事裁判を変えるか 陪審制度を求める理由 現代人文社, 2006 *オキナワと少年 講談社, 2006 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊佐千尋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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