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伊佐千尋 : ミニ英和和英辞書
伊佐千尋[いさ ちひろ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さ]
 【名詞】 1. help 
: [せん ち, ち]
 【名詞】 1. thousand 2. many
千尋 : [ちひろ]
 【名詞】 1. thousand fathoms 2. great depth 3. bottomless
: [ひろ]
 (n) fathom

伊佐千尋 : ウィキペディア日本語版
伊佐千尋[いさ ちひろ]
伊佐 千尋(いさ ちひろ、1929年6月27日 - )は、日本のノンフィクション作家。画家・八島太郎の息子で、マコ岩松は異母弟。
東京都生まれ。沖縄県立二中(現沖縄県立那覇高等学校)卒業。1964年アメリカ施政権下の沖縄に実業家として在住中、現地人青年四人による米兵殺傷事件の陪審員となり、陪審は致死罪について無罪の評決をした。1977年、伊佐はノンフィクション『逆転』でこれを一種の冤罪事件として描き、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞、これを機に作家に転じた。
1978年、同作はNHKでドラマ化され、伊佐も自身の役で出演したが、青年のうち一人から、実名で描かれ前科を暴かれたとしてプライヴァシー侵害で提訴され、敗れた。現在の刊本は仮名になっている。(ノンフィクション「逆転」事件)。
1982年、「陪審裁判を考える会」を発足、陪審制度の導入を求めている。死刑廃止論者でもある。ゴルフに関する著書、翻訳も多い。
==著書==

*逆転 アメリカ支配下・沖縄の陪審裁判 新潮社, 1977 のち文庫、文春文庫、岩波現代文庫
*検屍 モンローのヘア 潮出版社, 1981 のち文春文庫
*炎上 沖縄コザ事件 潮出版社, 1981 のち文春文庫、「沖縄の怒り」と改題、改訂して文春文庫
*司法の犯罪 文藝春秋, 1983 のち文庫、新風舎文庫
*法廷 弁護士たちの孤独な闘い 文藝春秋, 1986 のち文庫
*フェアウェイのギャングたち 文藝春秋, 1987
*衝突 成田空港東峰十字路事件 文藝春秋, 1988
*島田事件 潮出版社, 1989 のち新風舎文庫
*病める裁判 渡部保夫共著 文藝春秋, 1989 「日本の刑事裁判」と改題、中公文庫
*勝つゴルフ ペイシェンスー攻め・守りの本質をトッププロが語る ネスコ, 1989
*愛するがゆえに 阿部定の愛と性 文藝春秋, 1989 のち文庫、「阿部定事件」と改題、新風舎文庫
*目撃証人 文藝春秋, 1990
*舵のない船 布川事件の不正義 文藝春秋, 1993
*男の気持ち 人生を楽しく送るための12章 文藝春秋, 1994
*ゴルフの効用 人生をおいしくする究極のスパイス 広済堂出版, 1995
*チャコ物語 樋口久子プロのゴルフ人生 広済堂出版, 1996
*名手たちの言葉 広済堂出版, 1996
*邯鄲の夢 中国-詩と歴史の旅 文藝春秋, 1998
*洛神の賦 三国志の世界を訪ねる旅 文藝春秋, 2001
*裁判員制度は刑事裁判を変えるか 陪審制度を求める理由 現代人文社, 2006
*オキナワと少年 講談社, 2006

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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