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伊勢流(いせりゅう)は、伊勢氏によって確立、伝承された武家礼法の流派。 == 伊勢流の概要 == 小笠原流と並ぶ、徳川幕府に採用された武家礼法の流派である。伊勢は「内向」、 小笠原は「外向」と称し、前者は主として室内の礼法、後者は主として弓馬の礼法を司っていた。 宗家の伊勢氏は元々室町幕府政所執事の家として礼法に精通していた。室町初期の伊勢貞継が流祖とされる。足利義政の教育係であった伊勢貞親の頃に殿中諸儀礼のほか、装束、書札をはじめ、弓馬、甲冑、作鞍、故実が確立された。 伊勢氏は、江戸幕府3代将軍徳川家光の時に、伊勢貞衡が旗本として仕えた。 貞衡の曽孫である伊勢貞丈が、中世以来の武家を中心とした制度・礼式に詳しく、有職故実の第一人者として、著書を数多く残し、伊勢流礼法を大成、世に知らしめた。〔国学者伝記集成. 第1巻、 国史大辞典. 第2〕 その後、貞丈の孫にあたる伊勢貞春から伊勢流武家故実を学んだ本多忠憲が多くの著書を残し、忠憲の伊勢流・門人である兵学者・窪田清音(幕府講武所頭取)が伊勢流の師範免許をもって武家故実類書13冊を残し、門人を育成した。 室町時代は栄えた伊勢流が、江戸時代になり小笠原流におされたのは、小笠原家が大名としても活躍したからと言われる。〔「近世小笠原流礼法家の研究」陶智子 新典社〕 category:日本武術 category:日本武術の流派 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊勢流」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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