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伊勢航空基地(いせこうくうきち、JCG Ise Air Station)とは、陸上自衛隊明野駐屯地の自衛隊職員宿舎裏(三重県伊勢市小俣町明野680〈〉)にハンガーとヘリポートを保有した海上保安庁の「航空基地」と称されている施設。第四管区海上保安本部(四管)の所管であったが2008年(平成20年)に閉鎖。陸上自衛隊明野駐屯地に隣接していた〔2009年現在、施設は壊されずにそのまま残されている。〕。 == 沿革 == 海上保安庁は1966年度(昭和41年度)から3ヵ年計画で、第八管区海上保安本部舞鶴航空基地を伊勢に移転する計画を進め、1968年(昭和43年)10月1日に舞鶴航空基地を閉鎖し、伊勢航空基地を開設した。 航空基地の庁舎や格納庫などは四管が所有していたが、ヘリコプターの離着陸では、隣接する陸上自衛隊明野飛行場の滑走路を借りたり、飛行場管制を受けるなど、飛行場の管理は陸上自衛隊航空学校であったため、航空学校の休日や夜間は陸自との調整・支援が必要であり、すぐに飛び立つことができなかった。また飛行場の滑走路も短いため、ヘリコプター以外の応援機は離着陸できなかった〔「海保・伊勢航空基地、中部空港に統合 海難事故などに即応 40年の歴史に幕/三重県」朝日新聞 2008年10月2日付 名古屋地方版/三重 23面 三重全県〕。 即応体制の確立、安全性の向上、固定翼機との連携の強化を図るため、航空基地を中部国際空港に移転することを決め、2008年(平成20年)10月1日、伊勢航空基地を廃止、中部空港海上保安航空基地を開設した〔「中部空港に海保基地」中日新聞 2008年9月26日付 朝刊 30面 第3社会面〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊勢航空基地」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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