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伊号第五十三潜水艦(いごうだいごじゅうさんせんすいかん)は、日本海軍の潜水艦。伊五十二型潜水艦(丙型改潜水艦)の2番艦。艦名としては二代目。回天攻撃隊として活躍した。 初代伊53については伊号第百五十三潜水艦、または伊百五十三型潜水艦を参照のこと。 == 艦歴 == 1941年(昭和16年)のマル追計画で建造が計画され、1942年5月15日呉海軍工廠で起工、1942年12月24日進水、1944年2月20日に竣工した。 同日第6艦隊第11潜水戦隊に所属し訓練に従事。1944年5月15日呉を出港、カビエン北方方面で活動。5月19日第15潜水隊に編入される。10月19日呉を出港、フィリピン方面で活動。帰港後回天搭載工事を受け12月27日回天攻撃隊(金剛隊)として呉を出港、パラオ・コッスル水道で回天3基を発進。3月30日多々良隊の回天6基を積み潜行試験をし浮上したところで触雷、出港をとりやめ呉工廠で修理。7月9日多聞隊として呉を出港。ルソン島沖で勝山淳中尉が搭乗する回天1基を発進、アメリカ護衛駆逐艦「アンダーヒル (''USS Underhill, DE-682'')」を撃沈。これは現在のところ回天の操縦者と具体的な戦果が結びついた唯一のケースとなった。8月4日回天2基を発進。8月12日呉に帰港しそのまま終戦を迎えた。11月30日除籍。翌1946年4月1日五島列島沖でアメリカ軍の実験標的として海没処分。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊号第五十三潜水艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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