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伊号第百六十九潜水艦(いごうだいひゃくろくじゅうくせんすいかん)は、日本海軍の潜水艦。伊百六十八型潜水艦(海大VI型a)の2番艦。竣工時の艦名は伊号第六十九潜水艦(いごうだいろくじゅうくせんすいかん)。 ==艦歴== *1931年(昭和6年)12月22日 - 三菱神戸造船所で起工。 *1934年(昭和9年)2月15日 - 進水 *1935年(昭和10年)9月28日 - 竣工。呉鎮守府籍となり第12潜水隊に編入〔『ハンディ版 日本海軍艦艇写真集19巻』73頁。〕〔『艦長たちの軍艦史』433-434頁。〕。 *1939年(昭和14年)5月1日 - 予備艦となる〔。 *1941年(昭和16年)11月11日 - 第3潜水戦隊第12潜水隊に属し、佐伯を出航〔。 *11月23日 - ハワイ作戦に参戦〔。 *1942年(昭和17年)1月21日 - ミッドウェー島を偵察〔。 *2月9日 - ミッドウェー島を砲撃〔。 *3月5日 - 呉入港。整備を実施〔〔。 *4月15日 - 呉を出港。ウェーキ方面散開線につく〔。 *5月20日 - 伊号第百六十九潜水艦に改名。 *5月24日 - ミッドウェー海戦に参加〔。 *7月9日 - クェゼリンを出航しオーストラリア方面で活動〔。 *7月21日 - ヌーメア湾口でオランダ船「チネガラ」を撃沈〔『日本海軍の潜水艦 - その系譜と戦歴全記録』110頁。〕。 *8月17日 - トラックを出航。24日、呉入港〔。 *9月2日 - 佐世保へ回航し、修理を実施〔。 *1943年(昭和18年)1月15日 - キスカ島輸送に従事のため呉を出港〔。 *2月26日 - キスカに到着〔。 *3月22日 - 幌筵島を出航し散開線につく〔。 *4月9日 - 横須賀入港〔。 *5月24日 - 横須賀を出航。キスカ輸送に従事〔。 *6月9日 - キスカに到着〔。 *8月10日 - 呉入港〔。 *9月25日 - 呉を出港〔。 *10月3日 - トラックに到着。14日、トラックを出航しオーストラリア方面で活動〔。 *1944年(昭和19年)1月31日 - ラバウル着。ブカ、ブイン輸送に従事〔。 *3月11日 - トラック着〔。 *4月4日 - トラック夏島の北方に停泊していた時、アメリカ軍の空襲を避けるため潜航したところ、後部荒天通風筒の弁が開放された状態であったため浸水し沈没した。篠原艦長以下21名が上陸中であり、乗員103名が殉職した〔〔〔。 その後、艦内にある軍事機密の処分や遺体の収容のために艦首や艦橋が爆破された。 現在、デュブロン島(夏島)北西、水深42mの海底に、若干左舷を下にして傾斜した状態で沈んでいる。艦首周辺と艦橋は上記の爆破により跡形もないが、その他の部分は比較的原型を留めている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊号第百六十九潜水艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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