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伊吉 古麻呂(いき の こまろ、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。氏姓は伊吉連〔伊吉連の出自は伊吉博徳の項を参照。〕。伊吉綱田(あるいは阿弥田)の子とする系図がある〔「松尾社家系図」(『続群書類従』巻第181所収)。また同系図では古麻呂から見て、壱伎韓国を伯父、伊吉博徳を大叔父とする。〕。官位は従五位上・下野守。 == 経歴 == 従八位下の位にあった慶雲4年(707年)5月、隔絶の地への使者として赴いたことを理由に、巨勢邑治・賀茂吉備麻呂らとともに、文武天皇から綿・麻布・鍬および籾を賜与された〔『続日本紀』慶雲4年5月15日条〕。なお、巨勢邑治は遣唐副使として同年3月に唐より帰国していることから〔『続日本紀』慶雲4年3月2日条〕、古麻呂も遣唐使に同行したものと考えられるが、確実なことは不詳である。 元明天皇の和銅6年(713年)に正六位上から従五位下に叙せられ〔『続日本紀』和銅6年1月23日条〕、聖武天皇の天平元年(729年)に従五位上〔『続日本紀』天平元年3月4日条〕、天平4年(732年)下野守に叙任された〔『続日本紀』天平4年10月17日条〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊吉古麻呂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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