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伊場 : ウィキペディア日本語版
伊場[いば]

伊場(いば)は、静岡県浜松市中区の中心部西にある地区で、東伊場一、二丁目と西伊場町、南伊場町がある。伊場地区には伊場遺跡や、JR東海浜松工場浜松商工会議所などがある。
==歴史==
東伊場はかつて、山城国相良郡賀茂神社荘園で岡部郷と呼ばれていた。伊場と呼ばれるようになった時代や理由は定かではないが、賀茂神社領の斎場(いみば)であったところから「いば」に転じた、または伊場遺跡から多くの量の鋳物が見つかったことから「鋳物の場」つまり「鋳場」となって後に伊場となったなどの説がある。この領地を所有していた岡部氏はかつて京都上賀茂神社の神官をしていた賀茂成助にはじまり、成助の子孫にあたる賀茂師重の長女筑前局が文永年間に岡部郷を領地として賜り、筑前局の弟の孫にあたる賀茂定朝が京都からこの地に赴き土着した。国学者賀茂真淵はこの一族である。
* 1966年2月1日 - 西伊場町東部(1~41)と南伊場町が住居表示化。尚、南伊場町はこの時まで存在しておらず、東伊場町と西伊場町の各一部を併せて誕生した。
* 1968年6月1日 - 東伊場が住居表示化。
* 1973年6月1日 - 西伊場町西部(44~76)が住居表示化。
* 1976年1月1日 - 西伊場町北西部の一部分が佐鳴台に編入。佐鳴台はこの時までは大部分が入野町に属していた。
* 2007年4月1日 - 浜松市が政令指定都市に移行し、伊場は中区の一部となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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