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株式会社伊徳(いとく)は、秋田県大館市に本社を置くスーパーマーケットチェーンいとくを運営する企業である。商業施設の管理・運営を手がける事業持株会社・株式会社伊徳ホールディングス(いとくホールディングス)の100%子会社になっている。 == 概要 == 1982年にCGCグループに加盟し〔当時は旧伊徳(現・伊徳ホールディングス)が加盟。〕、秋田県と青森県にスーパーマーケット「いとく」を展開している。 2008年(平成20年)、伊徳と同じくCGCグループに加盟するベルプラス(本社盛岡市)と経営統合を発表した。その一環として、盛岡市に共同仕入会社であるユナイトを設立。同年9月には旧伊徳を株式会社伊徳ホールディングス(HD)に改称。開発部門と資産管理等の事業を残した上で、会社分割によって設立した株式会社伊徳に店舗運営など中核事業を移管した。 2009年(平成21年)3月、前述2社と同様にCGCグループに加盟するタカヤナギ(本社大仙市)とベルプラスの資本系列であるスーパーマーケットマルイチ(本社盛岡市)の合計4社間で統合を前提とした業務提携を締結。締結から3年を目処に経営統合する計画を発表した〔「オーナーが語る資本統合 ユナイトホールディングス代表取締役会長 タカヤナギ代表取締役会長 高柳恭侑」『Chain Store Age』2012年5月15日号〕〔4社の経営統合が実現すれば、八戸市に本社を置くユニバースを抜き、売上高・北東北1位のスーパーマーケットグループが誕生する見込みであった。〕。 しかし2010年(平成22年)5月21日に、4社間の折り合いがつかず経営統合の断念を表明。これを受けて「タカヤナギとのユナイト活動の継続」を発表した伊徳HDは、タカヤナギと統合する方針を明らかとし交渉に入った。また同年10月には第一生命勤務を経て伊徳入りした伊藤碩彦の女婿である塚本徹が社長に就任した〔「伊徳社長に塚本氏」『日本経済新聞』2010年8月19日〕。 2011年(平成23年)4月、翌12年秋を目処とした伊徳HDとタカヤナギ間で持株会社による経営統合を発表。2012年4月2日付けで、当時営業していたいとく将軍野店(秋田市)内に持株会社である株式会社ユナイトホールディングスを設立〔同店は2015年2月6日を以って閉店。ユナイトHDの本社は、設立後しばらくして、秋田市茨島四丁目に移転。〕。同年4月16日付でタカヤナギとともに株式交換の上同HDの完全子会社とされた。HD社長には塚本徹が就任。経営企画室を設置した上で商品調達力をさらに強化し、人口減少が進み年々競合が激化する県内における経営戦略を担う体制を敷いた〔「伊徳とタカヤナギ経営統合 2社で39店舗 営業利益630億円」『朝日新聞秋田版』2012年2月21日〕〔「伊徳 タカヤナギ、経営統合 秋田のスーパー 4月に持ち株会社」『日本経済新聞』2012年2月21日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊徳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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