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伊東胡蝶園 : ミニ英和和英辞書
伊東胡蝶園[いとうこちょうえん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひがし]
 【名詞】 1. east 
胡蝶 : [こちょう]
 (n) butterfly
: [ちょう]
 【名詞】 1. butterfly 
: [その]
  1. (n,n-suf) garden (esp. man-made) 2. park 3. plantation 

伊東胡蝶園 : ウィキペディア日本語版
伊東胡蝶園[いとうこちょうえん]

伊東胡蝶園(いとうこちょうえん、1904年 創業 - 1997年 清算)は、かつて存在した日本の化粧品メーカーである。「御園白粉」で知られ、出版社「玄文社」を起こして出版事業も行った。第二次世界大戦後の「パピリオ」の前身である。
== 略歴・概要 ==

=== 明治の四大覇者 ===
1900年(明治33年)、岐阜県令長谷部恕連の次男であり、フランス・パリから帰朝した化学者で、東京市京橋区南鍋町2丁目3番地(現在の東京都中央区銀座6丁目)で出版社「十一堂」を営んでいた長谷部仲彦が、日本初の純無鉛で健康を害さず、使用に耐えうる白粉を発明、販売した。同年5月10日皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)のご成婚の際に献上した。
1904年(明治37年)、長谷部が、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトに学んだ「近代医学の父」こと伊東玄朴の四男・伊東栄(初代、1847年‐1911年)と組み、東京市芝区(現在の東京都港区芝)で「胡蝶園」を創業、大正天皇夫妻に献上したことから「御料御園白粉」と命名して製造し、1906年(明治39年)からのちに「ミツワ石鹸」で知られる三輪善兵衛丸見屋が販売した。紙箱は四谷区(現在の新宿区四谷)の「尚山堂」(現在の東京紙器株式会社)が製造・納品した〔東京抜型工業会編『東京抜型工業会25年記念誌』(東京抜型工業会、1988年)の記述を参照。〕。
「胡蝶」とは、胡の国の蝶のことで、アゲハチョウをさす。のちに商標となり社名ともなった「パピリオ」は、胡蝶の学名''Papilio''に由来する。
化粧品業界で、「白粉の御園」は、「歯磨のライオン」(「獅子印ライオン歯磨」、小林富次郎商店)、「クリームのレート」(平尾賛平商店、1954年倒産)、「クラブの洗粉」(中山太陽堂)とならぶ「明治の四大覇者」と呼ばれた〔クラブコスメチックス公式サイト「株式会社クラブコスメチックス 」の記事「資料室」の記述を参照。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「伊東胡蝶園」の詳細全文を読む




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