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伊藤 和夫(いとう かずお、1927年?月?日 - 1997年1月21日)は、長野県出身の教師。元駿台予備学校英語科講師、同主任。学校法人駿河台学園理事、駿河台大学理事、客員教授。『基本英文700選』、『英文解釈教室』、『ビジュアル英文解釈』などの英語参考書で知られ、「受験英語の神様」、「受験英語界の巨人」〔刀祢館正明「英語をたどって 5」『朝日新聞』2013年11月13日夕刊1面〕とも呼ばれる。 == 経歴 == 1944年、旧制東京都立第五中学校卒業。旧制第一高等学校(新制東京大学教養学部の前身校の一つ)を受験したのは、太平洋戦争が最も激しかった1944年(昭和19年)で、この年は旧制高校の入試史上、受験科目から英語が削除された唯一の年であった。受験英語に一生を捧げるようになった伊藤ではあるが、自身は入試科目で英語を受験せずに新制東京大学教養学部の前身校に入学したことになる〔旧制高校から東京帝国大学への進学は、学部学科によっては無試験の年もあった。なお、新制東京大学発足以後の1969年は東大紛争により東大の入試自体が中止された。現在では、センター試験と2次試験の外国語科目において英語ではない言語を選択することにより、英語を受験せず学部一般入試で東大に入学することは可能である。〕。1953年、東京大学文学部西洋哲学科卒業。卒業論文はスピノザの「エチカ」。 1954年、横浜の山手英学院で英語科講師として勤務。1966年4月、奥井潔の紹介で駿台予備学校英語科へ移籍。以後、専任講師として1990年代中盤まで勤務。英語科主任、学校法人駿河台学園理事などを歴任。1997年に死去。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊藤和夫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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