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伊計島 : ミニ英和和英辞書
伊計島[いけいじま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [けい]
  1. (n,n-suf) plan 
: [しま]
 【名詞】 1. island 

伊計島 : ウィキペディア日本語版
伊計島[いけいじま]

伊計島(いけいじま)は、沖縄県うるま市に属するで〔『平成27年1月 離島関係資料』(2015年)p.7〕、沖縄本島中部の東部海岸に突出する勝連半島の北東約10kmに位置する〔『角川日本地名大辞典』「伊計島」(1991年)p.138〕。
== 地理 ==
面積1.72km²、周囲7.49kmの島で、琉球石灰岩に覆われている〔『沖繩大百科事典 上巻』「伊計島」(1983年)p.152〕。沖縄諸島の内、与勝諸島を構成する太平洋の有人島で〔『島嶼大事典』「伊計島」(1991年)p.37〕、金武湾の東側に位置する〔。2012年4月現在の島内人口は318人〔加藤(2012年)p.152〕。全体としては、長さ約2kmの北東 - 南西へ向いた長方形を成し、最高標高は49mで、島の南西端の独立した丘陵が最高峰()となる〔『日本歴史地名大系』「伊計島」(2002年)p.417上段〕。そこに伊計グスクが鎮座し〔、グスク時代において、この丘陵は離れ小島であったと考えられる〔『日本歴史地名大系』「伊計グスク」(2002年)p.417下段〕。その後に砂州が形成され、伊計島と繋がる陸繋島となったとされる〔『沖繩大百科事典 上巻』「伊計グスクの植生」(1983年)p.152〕。この丘陵を除く大部分は、標高25m程の平坦な地形をなし〔、北西から南東に向かって勾配が緩やかである〔。島の東海岸以外は、標高約20mの海食崖で囲まれ〔、海岸沿いはアダンの木々で取り巻かれている〔。伊計グスクの石灰岩丘陵にはオオハマボウクロツグリュウキュウツチトリモチが自生している〔。伊計島と宮城島との間の海峡は「フーキジル水道」と呼ばれ、潮の流れが速い〔『角川日本地名大辞典』「伊計大橋」(1991年)p.138〕。
伊計島は「伊計」の地区のみで構成され〔、島の南側に集落を形成している〔『沖繩大百科事典 上巻』「伊計」(1983年)p.152〕。琉球王国時代の伊計村は当初、勝連間切に属していたが、幾度の所属変更を経て、1687年に与那城間切へ移管された〔『角川日本地名大辞典』「〔近世〕伊計村」(1991年)p.137〕。琉球処分で沖縄県が設置された後の1896年(明治29年)に中頭郡、1908年(明治41年)に同郡与那城村の一部となる〔。同村は1994年(平成6年)に町制施行して与那城町に〔『SHIMADAS 第2版』(2004年)p.1194〕、2005年(平成17年)4月1日に近隣の自治体と合併・改称しうるま市となる〔『旧市町村名便覧(平成18年10月1日現在)』(2006年)p.616〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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