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磯部の御神田(いそべのおみた)は、三重県志摩市の伊雑宮に伝わる民俗芸能の田楽。保護団体は、磯部の御神田奉仕会。1973年12月4日に記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(選択無形民俗文化財)に選択〔三重県教育委員会事務局社会教育・文化財保護課"みんなで、守ろう!活かそう!三重の文化財/情報データベース/磯部の御神田 "(2013年12月18日閲覧。)〕、1990年3月29日に重要無形民俗文化財に指定された。また東海農政局による「東海美の里百選」に選定されている〔東海農政局農村計画部農村振興課""(2011年12月1日閲覧。)〕。 毎年6月24日に行われる''伊雑宮御田植祭''で披露される。祭りそのものも御神田と呼ばれる。開催日の6月24日は、倭姫命の巡幸の際に7匹のサメが野川を遡上(そじょう)し、命に伊雑宮の鎮座地を示したという「七本鮫」伝承に基づく〔海の博物館・石原(1996)16ページ〕。毎年この日には7匹のサメが伊雑宮に参詣するとされ、近隣の漁師は休漁する習慣がある〔。 == 歴史 == 起源は定かではないが、平安時代末期に現在の形が成立したという説が一般的である。 * 天保年間(1830年〜1843年) - 祭の時に笹にくるんで餅を振る舞う中で、恵利原早餅つきが誕生〔伊勢志摩きらり千選実行グループ"伊勢志摩きらり千選/恵利原早餅搗 "(2011年6月28日閲覧。)〕。 * 1871年(明治4年) - 神宮改革により中断。 * 1882年(明治15年) - 虫除祈念の名目で再興。 * 戦時中も途絶えることなく続けられた。 * 1971年(昭和46年) - 三重県の無形民俗文化財に指定。 * 1990年(平成2年)3月29日 - 国の重要無形民俗文化財に指定。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「磯部の御神田」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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