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伏龍(ふくりゅう) #諸葛亮(孔明)の青年時代の通称。 #第二次世界大戦末期の日本軍による特攻兵器のひとつ。本項にて解説。 ---- 伏龍(ふくりゅう)は、第二次世界大戦(太平洋戦争(大東亜戦争))末期の大日本帝国海軍による特攻兵器のひとつ。人間機雷。潜水具を着用し棒付き機雷を手にした兵士により、本土決戦における水際撃滅を狙った特攻兵器として、1944年に開発された。名称は「伏竜」ではなく「伏龍」と記述するのがより正確である。 == 概要 == 伏龍は海軍軍令部第二部長(戦備担当)黒島亀人少将の発案によるものといわれる。陸軍の肉薄攻撃(梱包爆薬を抱いて戦車に体当たりする)にヒントを得て考案された。航空機による特攻作戦は既に実施されていたが、1945年(昭和20年)の沖縄戦では九三式中間練習機まで投入され、予科練の生徒たちは乗る飛行機がなくなり余剰人員となっていた。伏龍は、これらを「有効に活用」するため考案された兵器の一つである。もとはB-29が投下した磁気機雷を掃海するために開発されていた簡易潜水具を攻撃兵器に転用したもので、実験は横須賀防備戦隊で行われた。 本土決戦では、まず特攻機が米軍の機動部隊に体当たりし、輸送艦などが接近すれば人間魚雷回天や特攻艇震洋などの水上特攻部隊が迎撃、そして上陸用舟艇を水際で迎撃するのが伏龍という構想であった〔#花の予科練p.189〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伏龍」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fukuryu 」があります。 スポンサード リンク
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