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ハイバネーション(Hibernation)とはパーソナルコンピュータのオペレーティングシステム(以降OSと略)に備わる機能の一つで、電源を切断(シャットダウン)する前に、メインメモリが保持している内容を外部記憶装置(ハードディスクドライブ、以下ハードディスクと略)に待避させ、次にコンピュータを起動させた際、作業途中から再開できるようにする機能である。シャットダウンの場合は、ファイルを開いていた場合、保存を行うかどうかの確認プロセスなどが入るが、ハイバネーションする際はそういった確認もなく、作業中途状態のままコンピュータ使用の中断が行える。初期の実装では物理メモリ容量と同じだけの空き容量がハードディスクに必要だったが、現在は退避時に圧縮を行うことで必要なハードディスク空き容量を減らした実装も存在する。 ハイバネーションは特にノートパソコンで利用されることが多く、バッテリー残量が少なくなると自動的にハイバネーションへ移行するよう設定することもできる。 かつて、ハイバネーション機能の実装にはBIOSが利用されたが、現在ではOSの機能として備わっている。ハイバネーションは「スリーピングモードS4」としてACPIの仕様で定義されている。 == オペレーティングシステムの実装状況 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハイバネーション」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hibernation (computing) 」があります。 スポンサード リンク
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