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会田由 : ミニ英和和英辞書
会田由[あいだ ゆう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かい]
  1. (n,n-suf,vs) meeting 2. assembly 3. party 4. association 5. club 
: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [よし]
 【名詞】 1. reason 2. significance 3. cause 

会田由 : ウィキペディア日本語版
会田由[あいだ ゆう]

会田 由(あいだ ゆう、1903年4月3日 - 1971年2月27日)は、スペイン文学者。
熊本県生まれ。1927年東京外国語学校スペイン語科卒。永田寛定に学ぶ。1949年、東京外国語大学講師となり、のち教授を務めた。その間、東京大学教養学部でも非常勤講師として、スペイン語授業を担当、スペイン文化研究の先鞭をつけた。1965年より神奈川大学教授を務めた。
没後の1975年より、名を記念し会田由賞(日本スペイン協会主催)が発足した。長年の中断もあったがラテンアメリカ文学も含む、多くのスペイン語圏文学・歴史研究者に授与されている。
数多くのスペイン語文学を翻訳したが、特に『ドン・キホーテ』を1962年に完結させ、最初の完訳出版となった。先に永田寛定訳(岩波文庫版)の刊行が始まっていたが、手間取っているうちに会田が先に完成させ、以後数社の「外国文学全集」に収録され多く重刷した。
==翻訳==

*三角帽子 ペドロ・アントニオ・デ・アラルコン 岩波文庫 1939
*ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯 岩波文庫 1941、のち数度改版
*プロメテーオ ラモン・ペレス・デ・アヤーラ 弘文堂書房 1942
*セルバンテス短篇選集 上下 白水社 1942-47
*サラマンカの洞穴 ミゲル・デ・セルバンテス 筑摩書房 1948
*娘たちの「はい」 モラティン 岩波文庫 1953
*世界文学全集 古典篇 スペイン小説篇 セルバンテス模範小説集 河出書房 1953
*スペイン文学史 ジャン・カン 白水社・文庫クセジュ 1956
*ドン・キホーテ セルバンテス 河出書房新社・世界文学全集 1958、新版1980
 * 中央公論社・集英社・学研の文学全集 / 晶文社全4巻 1985 / ちくま文庫全4巻 1987
*血と砂 ブラスコ・イバーニェス 河出書房新社・世界文学全集 1958
*才智あふるる郷士-ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ 後篇 筑摩書房・世界文学大系 1962/ 世界古典文学全集39・40 筑摩書房 1965、復刊2005ほか-前・後篇の新版
*大航海時代叢書 日本王国記 アビラ・ヒロン 佐久間正共訳 岩波書店 1965
*蜂の巣 カミロ・ホセ・セーラ 野々山ミナコ共訳 白水社 1965 新版1989
*ドン・キホーテ 大林文彦共編訳 白水社 1967 新版1998
*ユリシーズ号の密航者 A.マトゥーテ あかね書房 1967
*世界名詩集 ロルカ ジプシー歌集 平凡社 1969/ 平凡社ライブラリー 1994
*スペイン演劇史 シャルル・V.オーブラン 戸張智雄、戸張規子共訳 白水社・文庫クセジュ 1969
*司書の使命 オルテガ著作集8.白水社 1970 新版1998
==編著==
*スペイン語便覧 長南実共編 評論社 1961
*ドン・キホーテとセルバンテス 名著とその人.さ・え・ら書房 1971




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「会田由」の詳細全文を読む




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