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伝国璽(でんこくじ)は、中国の歴代王朝および皇帝に代々受け継がれてきた玉璽(皇帝用の印)のこと。 == 由来 == 秦の始皇帝の時代に霊鳥の巣が見つかり、そこに宝玉があった。これを瑞兆とした始皇帝は、李斯に命じて「」と刻ませ、形を整え、皇帝専用の璽としたという。なお、銘は「」であったとする書(『漢官儀』後漢末)もある。永昌は『呉書』(陳寿の『呉書』と別のもの)など。 前漢末期、王莽が帝位を簒奪しようと、当時太皇太后としてこの玉璽を保管していた伯母の王政君(孝元太皇太后)に玉璽を自分に引き渡すように求めるべく使者を送った際、これに激怒した王政君は王莽を「(漢の皇帝の引き立てで今の自分達があるのを忘れた)恩知らず」と散々に罵り、使者に向けて伝国璽を投げつけた。故に伝国璽はつまみの部分にあたる龍の角の部分が欠けてしまい、後に金でその部分を補修したといわれる。それが本物の伝国璽である証拠だと伝えられているが、定かではない。。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伝国璽」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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