翻訳と辞書
Words near each other
・ 伝習館
・ 伝習館訴訟
・ 伝習館高校
・ 伝習館高等学校
・ 伝聞
・ 伝聞法則
・ 伝聞証拠
・ 伝聞証拠の禁止
・ 伝聞証拠禁止の原則
・ 伝蘇我倉山田石川麻呂の墓
伝行成筆貫之集切
・ 伝裕子
・ 伝言
・ 伝言 (藍坊主の曲)
・ 伝言ゲーム
・ 伝言ダイヤル
・ 伝言板
・ 伝記
・ 伝記シリーズ
・ 伝記作家


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

伝行成筆貫之集切 : ミニ英和和英辞書
伝行成筆貫之集切[でんこうぜいひつつらゆきしゅうぎれ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [でん, てん, つたえ]
 【名詞】 1. legend 2. tradition 3. life 4. biography 5. comment 6. communication
: [くだり, ぎょう]
 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse 
行成 : [いきなり]
  1. (adv) (uk) abruptly 2. suddenly 3. all of a sudden 4. without warning 
: [ふで]
 【名詞】 1. writing brush 
: [かん]
 【名詞】 1. kan (approx. 3. 75 kg) 
: [これ]
 (int,n) (uk) this
: [しゅう]
 【名詞】 1. collection 
: [せつ]
  1. (adj-na,n) eager 2. earnest 3. ardent 4. kind 5. keen 6. acute

伝行成筆貫之集切 : ウィキペディア日本語版
伝行成筆貫之集切[でんこうぜいひつつらゆきしゅうぎれ]
伝行成筆貫之集切(でんこうぜいひつつらゆきしゅうぎれ)とは、貫之集の古筆切。伝称筆者藤原行成、書写年代は11世紀か。断簡14葉32首分が諸家に伝存する。流布本とは異なり自筆本の系統に属するものと考えられている。

== 概要 ==
流布本をはじめ現存する貫之集は詞書に貫之没後の記事を含んでおり、また詞書の書きぶりから他人の手が入っていることが確実。しかしこの貫之集切は、流布本とは和歌の配列・和歌本文・詞書本文がことなり、また流布本に見えない歌も多いものであるが、その詞書の叙述が主観的であり、貫之自身の手によるものと考えられる。すなわち、貫之集は当初貫之自身の手によって編纂され、没後他人の手によって再撰されたものであり、前者自撰本の系統に属するのが当貫之集切、後者他撰本の系統に属するのが歌仙歌集本(流布本)や西本願寺本三十六人家集本などの諸本だとされる。
前田家本恵慶集、安法法師集、元輔集などには、当時貫之自撰の歌集が伝存していたことが見える。また、古今集後撰集拾遺集に入集した貫之歌で、流布本にはないがこの貫之集切には存する歌もあり、当時の貫之歌の資料として自筆本系統の家集が使われていたと推定できる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「伝行成筆貫之集切」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.