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伯家神道 : ミニ英和和英辞書
伯家神道[はっけしんとう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はく]
 【名詞】 1. count 2. earl 3. eldest brother 4. uncle 5. chief official 
: [いえ, け]
  1. (suf) house 2. family 
: [かみ]
 【名詞】 1. god 
神道 : [しんとう]
 【名詞】 1. Shinto 

伯家神道 : ウィキペディア日本語版
伯家神道[はっけしんとう]
伯家神道(はっけしんとう)とは、花山天皇の子孫で神祇伯を世襲した白川家によって受け継がれた神道の一流派である〔小松 (1990) 617頁〕。白川神道(しらかわしんとう)とも呼ばれる〔小松 (1990) 617頁〕。
== 前史 ==

律令制のもとで、神祇官の長官である神祇伯には、当初は大中臣氏が任ぜられ、後に藤原氏源氏など他の氏族も任じられるようになった〔小松 (1990) 617頁〕。花山天皇の皇子清仁親王の王子延信王万寿2年(1025年)に源姓を賜り臣籍降下すると〔菅田 (2007) 240頁〕、永承元年(1046年)に神祇伯に任ぜられた〔高沢 (1968) 534頁〕。神祇伯は延信王の後、その子康資王三条天皇の皇曾孫敦輔王大中臣親定村上源氏源顕房の子顕仲、顕仲の甥顕重と補任された。康資王の孫の顕広王永万元年(1165年)に神祇伯に任ぜられて以降、その子孫によって神祇伯は世襲されるようになり、後にこの家系は「白川家」や「伯家」、「白川伯王家」と呼ばれるようになった〔小松 (1990) 617頁〕〔高沢 (1968) 534頁〕〔菅田 (2007) 240頁〕。
室町時代後期になると、吉田兼倶吉田神道(唯一神道)を創始し神祇管領長上を称した〔岡田 (1993) 248-249頁〕〔鎌田 (1986) 790頁〕。兼倶を輩出した吉田家は神祇官の次官である神祇大副を世襲していた家系だが〔菅田 (2007) 241頁〕、白川家の当主の忠富王は兼倶の指導を受けていた〔小松 (1990) 617頁〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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