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伯方塩業株式会社(はかたえんぎょう)は、「伯方の塩」(はかたのしお)を製造・販売している企業である。 == 概要 == 1971年(昭和46年)4月16日に塩業近代化臨時措置法が成立〔“伯方塩業、「伯方の塩(粗塩)」を30周年で限定増量”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2003年5月9日)〕。 同年内に従来の製塩法であった流下式塩田製塩は全廃され、翌年1972年(昭和47年)からは日本国内では全面的にイオン交換膜による工業的な製塩に切り替えられることになった〔。 こうした化学的な製塩法への切り替えに疑問を持つ人々が集まり、伯方島にあった流化式塩田の存続を目指す運動が行われ、約5万人の署名を集めて国会や関係省庁などに陳情活動などを展開した〔“第6回ファベックス2003:伯方塩業、消費者運動から生まれた自然塩”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2003年2月5日)〕。 そうした運動を受けて、1973年(昭和48年)6月に自由販売塩としての製造・販売が認められることになり〔、 同年8月13日に創業した〔“伯方塩業=20%増量商品を販売 40周年キャンペも実施”. 生協流通新聞 (アド・バンクセンター). (2013年4月20日)〕。 伯方の塩はメキシコ産またはオーストラリア産の輸入した天日塩田塩を、瀬戸内海の海水で溶かした後再結晶化して生成する方法を採用し、瀬戸内海のにがり成分を含む塩に仕上げている〔“塩特集:主要メーカー動向=伯方塩業”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2012年8月8日)〕。 2010年(平成22年)に、大三島工場の隣接地に流下式枝条架併用塩田を復活させた〔http://www.hakatanoshio.co.jp/shintyaku/detail.php?rec=102〕。従業員が塩田による製塩を体験して技術を伝承し、そのよさを製品に生かしていくことが目的であるとしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伯方塩業」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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