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位相的エントロピー : ミニ英和和英辞書
位相的エントロピー[いそうてきえんとろぴー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くらい]
  1. (n,n-adv,suf,vs) grade 2. rank 3. court order 4. dignity 5. nobility 6. situation 7. throne 8. crown 9. occupying a position 10. about 1 1. almost 12. as 13. rather 14. at least 15. enough to 1
: [そう]
 【名詞】 1. aspect 2. phase 3. countenance
: [まと, てき]
 【名詞】 1. mark 2. target 
エントロピー : [えんとろぴー]
 【名詞】 1. (1) entropy 2. (2) mean information content 3. average information content, (n) (1) entropy/(2) mean information content/average information content
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

位相的エントロピー : ウィキペディア日本語版
位相的エントロピー[いそうてきえんとろぴー]
位相的エントロピー(いそうてきエントロピー、)とは、力学系不変量であり、アドラー=クロンハイム=マカンドルーが1965年に導入した。〔R.L. Adler, A.G. Konheim, M.H. McAndrew, Topological Entropy , Transactions of the American Mathematical Society 114 (1965) 309-319〕
== 開被覆による定義 ==
アドラー=クロンハイム=マカンドルーによるコンパクト離散力学系に対する位相的エントロピーの定義を与える。
(X, f)をコンパクト離散力学系とせよ。
すなわち、Xコンパクト位相空間であり、f \colon X \to Xは同相写像である。
まずは準備として、開被覆についての記号を導入する。
\alpha\betaX開被覆とせよ。
このとき、\alpha\betaの共通細分\alpha \vee \beta
::\alpha \vee \beta := \
により定義する。
また、
::f^(\alpha) := \
Xの開被覆である。
さて、位相的エントロピーを定義しよう。
\alphaXの開被覆とせよ。
\alphaの有限部分被覆の濃度の最小値を、N(\alpha)とする。
このとき、開被覆\alphaのエントロピーを
::H(\alpha) := \log_2 N(\alpha)
により定義する。
また、極限
::\lim_ \frac H ( \alpha \vee f^(\alpha) \vee \cdots \vee f^(\alpha) )
は常に存在する。
この極限値を開被覆\alphaに関する同相写像fのエントロピーと呼び、h(f,\alpha)と表す。
このとき、コンパクト離散力学系(X,f)の位相的エントロピーh(f)
::h(f) := \sup_ h(f,\alpha)
により定義する。
ただし、上限は開被覆の全体で考える。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「位相的エントロピー」の詳細全文を読む




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