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psychrophile =========================== ・ 低温 : [ていおん] 【名詞】 1. low temperature
低温菌(ていおんきん、英:psychrophilic bacteria)とは発育至適温度に関係なく5~7℃で7~10日以内に寒天培地に肉眼的に識別できるコロニーを形成する細菌。低温細菌とも呼ばれる。これらの細菌は自然界に広く分布し、10~30℃でよく発育し、脂肪分解能やタンパク質分解能を有し、食品の腐敗に関係する。''Pseudomonas''属は代表的な低温菌であり、脂肪分解酵素、蛋白分解酵素が低温下で産生量が増加するため、低温保存下の乳の腐敗の原因となる。そのほかには''Yersinia''属、''Listeria''属なども低温菌である。また、20℃以下に発育至適温度を持つものは好冷菌と呼ばれる。 また、この低温菌の酵素は低温・耐熱性・特異性で高い触媒作用を持っている。 その事から洗剤・食品産業の分野、汚染土壌・廃水の生物学的浄化の観点から経済的な利益をもたらす菌とされている。 == 参考文献 == *高島郁夫、熊谷進編 『獣医公衆衛生学第3版』 文永堂出版 2004年 ISBN 4830031980 *鹿江雅光ほか編集 『最新家畜微生物学』 朝倉書店 1998年 ISBN 4254460198 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「低温菌」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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