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住吉山トンネル(すみよしやまとんねる)は、山形県鶴岡市にある鉄道用として作られたトンネル。現在、トンネル自体は竣工しているが、未使用のまま放置されている。 == 概要 == 高度経済成長期の増え続ける輸送量に対応するため、日本国有鉄道(国鉄)は幹線の線増・電化を推進した。しかし、日本の一番の大動脈である太平洋側の路線の工事を優先したため、日本海側の裏縦貫線は着手が遅れ、羽越本線の線増工事着手時には、既に鉄道輸送の衰退が始まろうとしていた。結果として羽越本線は、線増工事完成前に国鉄の財務状況の悪化に伴い工事が中断され、部分複線に留まることになった。 羽越本線の小岩川駅 - あつみ温泉駅間では既存線を廃止する新線複線化を計画し、小岩川駅側から住吉山トンネル、宮名トンネルの2本のトンネルを新造して、両駅間を直線的に結ぶ予定であった。どちらのトンネルも竣工しているが、両駅からトンネルまでの間及び両トンネル間は用地こそ確保されているものの工事は未着手で、完全に孤立した状態となっている。またトンネル内の軌道工事も行なわれていない。 近年羽越本線高速化や、特に冬季の自然災害が多い沿岸路線に対する安全輸送の確保のため、このトンネルを活用する案が出されている。しかし残工事(※)にかかる費用が膨大な割に時間短縮効果は小さく、輸送力が現行設備で十分などの理由により、具現化は非常に難しい状況である。 ※温海川橋梁の新設、トンネル間接続のための盛り土、トンネルの補修(未使用とはいえ年数が経過しているため)が必要となる。 *全長 : 1,395m *軌道数 : 2(複線型) *軌間 : 1,067mm *施工 : 西松建設株式会社 *電化の有無 : 有(交流20,000V) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「住吉山トンネル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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