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住血胞子虫(じゅうけつほうしちゅう、haemosporidia)は、アピコンプレックス門に属し赤血球や白血球に寄生する原生生物の一群で、代表的なものとしてマラリア原虫などがある。おもに陸上脊椎動物を中間宿主、吸血昆虫を終宿主とする。分類学上は住血胞子虫目()とし、これまでに400種以上が知られている。 ==生活環== 基本的にはコクシジウム類と似た特徴を持っているが、常に宿主動物の体内に留まり環境中に出ることがないため、壁に包まれ環境耐性を示すいわゆる「胞子」の状態がない。カやハエなど媒介者の唾液とともに侵入したスポロゾイト(種虫、)は、まず肝臓などの固定の組織の細胞内でシゾゴニー(増員生殖、)を行い数を増やす。そのあと血液中に移行して血球内に寄生するようになるが、ここにはさまざまな差異がある。媒介者が吸血することによって生殖母体 () が媒介者に移り、消化管内で配偶子を生じて有性生殖が行われる。接合子はオーキネート(、虫様体)と呼ばれ、運動能があってすぐに消化管上皮細胞に侵入してスポロゴニー () が行われる。これは減数分裂を含む他のアピコンプレクサ類の胞子形成に対応した過程ではあるが、オーシスト () は薄い膜に包まれているだけですぐに破裂してスポロゾイトを放出する。スポロゾイトは体腔液中を漂って唾液腺に集合し、吸血に際して動物の体内に侵入する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「住血胞子虫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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