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佐々木 哲蔵（ささき てつぞう、1906年5月15日 - 1994年5月25日）は宮城県出身の裁判官、弁護士。裁判官時代は訴訟の進め方、公費出張に関するルーズな態度などが取り沙汰され、2度にわたり裁判官訴追委員会の調査を受け、「裁判官の中で”特異な存在”だった」と評されている〔澤田東洋男『汚れた法衣』p.151〕。「実の姪を妻にした破廉恥判事」とも呼ばれた〔澤田、p.140〕。 ==略歴== 宮城県宮城郡塩竈町（現・塩竈市）生まれ〔日外アソシエーツ『20世紀日本人名事典』（2004年）〕。1930年、東京帝国大学法学部独法科卒〔澤田、p.146-147〕。1931年に裁判官として任官〔。1938年、満州の新京（現・長春市）に移住し、新京高等法院に赴任し、四平地方法院次長、ハルビン高等法院廷長、新京法政大学教授を経て〔、敗戦後ソ連に抑留され、2年半を過ごす〔。1948年9月に日本へ引き揚げ〔、1948年11月に大阪地裁で判事として復職、刑事事件を担当〔。1957年に退官した後は弁護士となり、1974年より狭山事件再審弁護団代表を務める〔。八海事件、松川事件、砂川事件などの冤罪事件をも担当〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「佐々木哲蔵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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