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佐々木昭 : ミニ英和和英辞書
佐々木昭[ささき あきら]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さ]
 【名詞】 1. help 
: [くりかえし]
 (n) repetition of kanji (sometimes voiced)
: [き]
 【名詞】 1. tree 2. wood 3. timber 

佐々木昭 : ウィキペディア日本語版
佐々木昭[ささき あきら]
佐々木 昭(ささき あきら、1928年 - )は、日本地球科学者。専門は鉱床学地球化学理学博士
==略歴・業績==
1952年東京大学理学部地学科を卒業後、工業技術院地質調査所(産業技術総合研究所地質調査総合センターの前身)鉱床部に入所。本邦のタングステン鉱床などの研究をした後、カナダアルバータ大学に留学。以降は硫黄同位体を用いた地球化学的な研究に力をそそぎ、各種鉱床の金属や硫黄の起源を論ずるなど、多くの成果を上げた。特に、同じ調査所の所員であった石原舜三と共同で、花崗岩のタイプにより、含まれる硫黄の同位体比に明瞭な違いがあることを見出し、花崗岩の成因論に大きな影響を与えた〔Sasaki, A. and Ishihara, S. (1979) Sulfur isotopic composition of the magnetite-series and ilmenite-series granitoids in ''Japan. Contr. Mineral. Petrol.'', 68, 107-115.〕。
1962年 東京大学 理学博士 「鉄マンガン重石系の研究」。
また、これらの研究の過程で、岐阜県神岡鉱山より、モリブデンの酸化物である新鉱物神岡鉱、Kamiokite, Fe2Mo3O8、を発見している〔Sasaki, A., Yui, S. and Yamaguchi, M. (1985) Kamiokite, Fe2Mo3O8, a new mineral. ''Mineral. Jour.'', 12, 393-399.〕。
これらの業績に対し、1987年日本鉱山地質学会より、加藤武夫賞が贈られた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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