|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 佐 : [さ] 【名詞】 1. help ・ 倉 : [そう] 【名詞】 1. warehouse 2. cellar 3. magazine 4. granary 5. godown 6. depository 7. treasury 8. elevator ・ 牧 : [ぼく, まき] 【名詞】 1. pasture 2. grazing land
佐倉牧(さくらまき)とは、江戸時代に下総国印旛郡・香取郡・千葉郡及び上総国武射郡・山辺郡にまたがって設置された牧のこと。 ==概要== 起源は定かではないが、天正11年(1583年)に北条氏政が千葉邦胤に命じて馬牧を設置させた(『印旛郡誌』)という記事があり、『佐倉風土記』などにも類似の記述が残されている。このため、戦国時代後期に高城氏の「小金野の牧」「四十里野牧」に由来するとされている小金牧よりもやや遅れて設置されたと考えられている。 具体的に整備が行われたのは、江戸幕府開府後の慶長19年(1614年)のこととされ、この際に佐倉牧は7つの牧で構成されることとなったことから、佐倉七牧(さくらななまき)と称されるようになった。後に享保年間に小宮山杢之進の提言によって改革が行われ、小金牧の野馬奉行が管理する4牧と佐倉藩に管理を委託する3牧に分割した。最盛期には隣接する村数210、面積約17,270ヘクタール、馬約3,000頭が放牧されていた。明治2年(1869年)に廃止されたが、一部が御料牧場として存置された。後に成田空港が建設された三里塚もそうした御料牧場の跡地の1つであった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐倉牧」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|