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佐藤 修悦(さとう しゅうえつ、1954年 - )は、三和警備保障株式会社に勤務する警備員。岩手県花巻市出身。オリジナルの書体、いわゆる「修悦体」(しゅうえつたい)で知られる。 == 経歴 == 2004年、JR東日本新宿駅東口で行われていた部分改築工事の際、鉄板の壁がいたるところに立っていたため迷路のような状況となっていた駅に誘導係として配置された佐藤が「声を使っての実際の誘導だけでは対応できない」として、ガムテープを使った案内表示を作り始めたのが「修悦体」の始まりである。 当初は駅からの指示や許可は無かったが、無断で駅の番線表示のみを始めたところ〔JRは用途ごとにサイン類のフォントを含む意匠を設定しており、通常はそれが用いられる。〕、駅員に褒められ、許可が出たことから正式に製作を始めたという。当初、工事現場にあったガムテープは白・黒・黄の3色しかなかったが、佐藤による赤・青・緑の3色の申請が認められ、電車の色に合わせた案内板の作成が可能となった〔。 この案内表示は、当時既に個人のブログやウェブサイトでわずかではあるが話題になっていた。そこで、トリオフォーの山下陽光(やました ひかる)が佐藤に取材し、YouTubeにインタビューの様子などをアップロードしたところ、駅利用者をはじめとして大きな話題となったほか、日本国外のブログなどでも紹介されるようになった。 2007年、JR東日本日暮里駅に再び工事中の誘導係として配置された佐藤は、2回目の大規模製作を始めた。そこでトリオフォーが東京都杉並区高円寺にて佐藤の個展「現在地」をプロデュースしたところ、これを機に様々なメディアで紹介され始め、一躍 "時の人" となった。なお、日暮里駅では通常の工事看板のみならず、さまざまな広報掲示物も手がけた。同年、駅長特別賞として賞状と靴下2足が贈呈された〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐藤修悦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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