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佐藤 地(さとう くに)は、日本の外交官。2013年(平成25年)6月28日から外務報道官。外務省の局長級ポストに女性として初めて登用された〔 〕〔 〕〔 〕。2015年2月17日からユネスコ大使。 == 経歴・人物 == 福島県出身。東京大学教養学部卒業、コロンビア大学政治学部大学院修了。1981年(昭和56年)外務省に入省する。在タイ日本国大使館、在アメリカ合衆国日本国大使館、内閣法制局参事官、外務省条約局国際協定課長、経済局国際機関第一課長、EU(欧州連合)政府代表部公使、ジュネーブ国際機関代表部公使を経て、 2010年(平成22年)8月20日、外務省国際法局審議官〔 〕。 2012年(平成24年)9月11日、総括担当審議官を経て、2013年(平成25年)6月28日、外務報道官に就任する。外務報道官は局長級ポストであり、外務省で局長級ポストに女性が就くのは佐藤が初めてとなった。この人事の背景には、第2次安倍内閣が「女性力の発揮」を公約に掲げて、女性幹部登用を首相官邸主導で実施していったことにある〔 〕。 2013年(平成25年)9月20日、外務省は上田秀明人権人道大使が退任し、佐藤外務報道官が人権人道大使を兼任する人事を発表した〔 〕〔 〕。 2015年(平成27年)1月22日外務省大臣官房付〔asahi.com2015年1月22日〕。2015年2月17日国連教育科学文化機関日本政府代表部特命全権大使(ユネスコ大使)に就任〔「ユネスコ代表部大使に佐藤前外務報道官」 日本経済新聞2015年2月17日〕。 2015年7月6日、第39回ユネスコ世界遺産委員会において、岸田文雄外相、杉山晋輔政務担当外務審議官らと連携をとりつつ佐藤は「Koreans and others who were brought against their will and forced to work under harsh conditions」(「多くの朝鮮半島の出身者などが、その意思に反して連れて来られ、厳しい環境の下で働かされた」)との、韓国代表側の求める言葉(「forced labor」)を一段和らげた形ながらその趣旨を大幅に取り入れて譲歩、「この犠牲者のことを忘れないようにする情報センターの設置など、適切な措置を取る用意がある」などと述べ、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の世界遺産への登録が全会一致〔なお、世界遺産委員会の決定は、出席しかつ投票する委員国の三分の二以上の多数による議決で行う。世界遺産条約 外務省HP 〕で決定された〔明治の産業革命、世界遺産に…日本は韓国に譲歩 読売新聞 7月6日〕〔 「明治日本の産業革命遺産」世界遺産に登録決定 NHK ニュースウェブ 2015年7月6日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐藤地」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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