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日本ビデオ販売(にほんびでおはんばい)は、かつて日本にあったビデオメーカー、卸し流通業。アダルトビデオを中心に、ビデオシネマ、アニメなどの製作卸しを行い「ビデオ安売王」を全国にフランチャイズ展開した。会長は佐藤太治。 ==概要== 1990年代初期から東京を中心とした直営店によるビデオの販売店のアンテナショップで確信を得た佐藤太治が、それまでライオンズ石油という会社において石油輸入、販売で得た資金を元に設立。1993年9月からはビデオ販売店「ビデオ安売王」のフランチャイズ展開を始めた。それまではレンタルビデオ店が中心であったビデオ業界だが、アダルトビデオに関してはコピー商品や大手メーカーの焼き直し商品などはかなりの低価格で仕入れることができることから、一部の小売販売業者は潤っていた事実に着目した佐藤の戦略的な新事業であった。 当初は、わずか10ヶ月(1994年7月)で164店舗に店舗を増やし、その後も順調に店舗数を増やし続けた。後に資金繰りに窮しだしてからは、雑誌SPA!、フライデーなどに全面広告で「あなたは月給200万円もらっていますか?」などの派手な広告を出し、最盛期には1000店舗を超えるまでに成長した。 加盟店に対しては、日本ビデオからの仕入れを義務付け、卸は50%の掛け率であったが、ほとんどが過去の大手メーカー作品の焼き直しやコピー商品でジャケットも見栄えの悪くお粗末なものであったことや、本部のデータに基づいた売れ行き商品の把握や新作を1週間ごとに納品するとしたバックオーダーシステムや在庫ローテーションシステムのいい加減さなどから加盟店の本部に対する不満が高まり、独自ルートで仕入れる店舗が続出。一気に資金繰りが悪化し、不渡り手形を出すに至る。またディズニーのポカホンタスがビデオで発売される直前に、知名度のない韓国メーカーのディズニー作品ではないポカホンタスを輸入販売し問題となった。 さらには扱っている商品のほとんどがポルノであったことから、派手な広告で全国展開を目指す動きに警察当局が目を付けはじめ、締め付けが厳しくなったことも禍し、崩壊への道を急速に歩むことになり、あえなく倒産するにいたる。 この間、オリジナルビデオには、以下のようなヒット作もあった。 *『実録若奥様』 小田かおる主演、村西とおる監督 (村西の復帰第1弾 「帰ってきたハメ撮りの帝王」というキャッチフレーズが使用された。) *『全裸シリーズ』 (ソフト・オン・デマンド製作) *『おれが藤原だ!』 藤原喜明監督主演 *『女子高生コンクリート詰め殺人事件 -壊れたセブンティーンたち』 北川悠仁(ゆず)主演、松村克弥監督(佐藤太治が事件に憤慨し、製作にこだわったといわれる女子高生コンクリート詰め殺人事件をテーマにした映画。) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本ビデオ販売」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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