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佐藤 輝夫(さとう てるお、1899年1月10日 - 1994年4月13日)は日本のフランス文学者、中世フランス文学研究で著名。 徳島県生まれ。撫養中学をへて、1923年に早稲田大学仏文科卒。早稲田に在学中に吉江喬松の指導を受ける。1926年から1928年にかけて、フランスのパリ大学、ボルドー大学に留学し、中世フランス文学を専攻。1932年に母校の文学部講師となり、助教授をへて1945年に教授となる。1954年に『ヴィヨン詩研究』で読売文学賞、1973年に『「ローランの歌」と「平家物語」』で学士院賞受賞。 フランス文学研究者の渡辺一夫からは、「現代日本における数少ないフランス中世文学研究者中の大きな存在」と評され、特にヴィヨン研究は特筆されている。『トリスタン・イズー』や『ローランの歌』の翻訳は、今でも読まれている。 ==著書== *仏蘭西中世「語りもの」文芸の研究 白水社, 1941 *フランス精神と文化 目黒書店, 1943 *ヴィヨン論考 二見書房, 1949 *フランス文学の精神 小石川書房, 1949/のち旧河出文庫 *ヴィヨン詩研究 中央公論社, 1953 増補版1972 *系譜的にみたフランス文学 第1 早稲田大学出版部, 1956 *概観フランス文学史 三笠書房, 1958 *ヨーロッパ文学の史的展望 弘文堂, 1970 *ローランの歌と平家物語 全2巻 中央公論社, 1973 *フランス文学 選書版・明星大学出版部 1979 *トリスタン伝説 流布本系の研究 中央公論社 1981 大著 *フランス精神と文学 三修社 1981 *ヨーロッパ文学 明星大学出版部 1982 *叙事詩と説話文学 研究余滴 早稲田大学出版部 1985 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐藤輝夫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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