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和多屋別荘(わたやべっそう、会社名:株式会社和多屋別荘)は、佐賀県嬉野市に本社を置く旅館業を営む企業、ならびに温泉旅館の名称。 == 概要 == 佐賀県嬉野温泉の老舗温泉旅館。嬉野川を挟む3万坪の敷地に、黒川紀章設計の「タワー館」や江戸時代の長崎街道を再現した「花鳥苑」、小露天風呂付の部屋を備えた「みやび館」、和室「温泉郷」、和風建築「水明荘」の5つの棟で構成されている。敷地内には、ウエディングハウス「The Cotton Club」もある。 旧長崎街道の商店街に面しており、江戸時代には薩摩藩(島津家)の御用宿となっていた歴史がある。その歴史的由来を活かすため薩摩藩の家紋が社章として定められた。 昭和天皇が宿泊した水明荘の特別貴賓室「洗心」、皇太子徳仁親王、秋篠宮文仁親王が宿泊したタワー館「ロイヤルスイートルーム」がある。前述の特別貴賓室「洗心」は、第20期竜王戦七番勝負第4局の会場としても使用された。 1950年(昭和25年)開業当時のキャッチフレーズは、「日本に名所が又一つ、嬉野湖畔の別天地」で、創業者の小原嘉登次が考案した。また開業に際し、関西以西の西日本各地にセスナ機で200万枚の空中宣伝ビラを散布し、「旅は九州へ・九州へお越しの節は嬉野温泉へ・和多屋別荘」の宣伝文句で、嬉野温泉の名を一躍全国区へと押し上げた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「和多屋別荘」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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