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佐野 匡男(さの まさお、1942年 - )は奈良県出身のメディア研究者、元・関西大学総合情報学部教授。研究分野は、ケーブルテレビ、コミュニティ放送をキーワードとした地域メディア論。ケーブルテレビ事業について20年を超える実務経験をもつ、実務出身の研究者である〔。 == 経歴 == 1965年に早稲田大学文学部哲学科心理学専修を卒業〔〔ただし正確には早稲田大学は当時「文学部」という名称の学部で学生募集していないため第一文学部or第二文学部の何れかを卒業している。〕。当時の電通PRセンターに入社した〔。 1970年代はじめ、当時の通商産業省は「映像情報システムの開発」を目的とする実験システム構築を企画し、1973年にはその対象地として奈良県生駒市東生駒地区が選ばれた。佐野はHi-OVIS(Highly-interactive Optical Visual Information System)と名付けられたこの双方向映像配信実験プロジェクトに、1973年から調査・広報担当として関わった〔。 生駒市で双方向映像配信の運用実験が始まった1976年に、佐野は財団法人生活映像情報システム開発協会に移り、さらに、実験終了(1983年)後、やがて近鉄ケーブルネットワーク(KCN)に展開するケーブルテレビ事業に近畿日本鉄道が乗り出した時期(1985年)に近鉄に入社し、翌1986年にKCNに移った。その後、一時期、松下電器産業にも籍を置いた。 1990年頃から非常勤講師として大学で教鞭を執り始め、1994年に新設された関西大学総合情報学部教授に就任した〔。2009年3月に関西大学を退職。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐野匡男」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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