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佐野 眞一(さの しんいち、1947年(昭和22年)1月29日 - )は、日本のジャーナリスト、ノンフィクション作家。東京都葛飾区出身〔朝日新聞「be」2012年6月30日付紙面 〕。 == 経歴・人物 == 乾物屋を商った東北出身の父は婿養子で、ただ寡黙に働くために生まれてきたような男だった〔。男ばかり3人兄弟の長男〔。初孫だったために粋人の祖父に溺愛され、小学生のころから浅草で酒の味や映画、演芸の享楽を仕込まれた〔。 早稲田大学第一文学部〔Yahoo!百科事典 (日本大百科全書)〕在学中は映画監督を志し、「稲門シナリオ研究会」に入った〔。大学卒業後、主に子供向けソノシート制作などを手がけていた音楽出版社・勁文社に入社。1971年12月、自ら編集を手がけ発行した「原色怪獣怪人大百科」がこの当時の第二次怪獣ブームを受け、53万部を完売する〔フォノシートへの招待 / 現場に聞く / 株式会社剄文社 (2013年2月2日閲覧)〕という当時としては画期的なベストセラーになった〔が、労組を結成したため1年半で解雇された〔。その後、フリーに転身〔。 1997年(平成9年)、民俗学者宮本常一と渋沢敬三の生涯を描いた『旅する巨人』により第28回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2009年(平成21年)、『甘粕正彦 乱心の曠野』により第31回講談社ノンフィクション賞受賞。 2003年から2012年まで、開高健ノンフィクション賞選考委員を務めていたが、週刊朝日による橋下徹特集記事問題で辞任した。 この橋下事件をきっかけに、佐野による数々の剽窃行為が明るみに出され、溝口敦・荒井香織『ノンフィクションの「巨人」佐野眞一が殺したジャーナリズム 大手出版社が沈黙しつづける盗用・剽窃問題の真相』(2013年、宝島社)の中で盗用問題の詳細が検証された。溝口はまた、佐野からの直筆の詫び状をインターネットで公開している〔佐野氏が溝口に宛てた詫び状 〕。 2013年7月31日、著作権を侵害されたとして日隈威徳から訴訟を起こされた〔「盗作」で佐野真一氏を提訴 日隈威徳氏、週刊ポスト連載に (msn産経ニュース)〕が、2014年10月16日に和解が成立した〔佐野真一氏が無断引用認め、日隈氏と和解 (nikkansports.com)〕。 2015年2月18日、大阪地裁における裁判で、大阪維新の会総支部長の橋下徹に対して、「タイトルをはじめ記事全体が差別的で、深くおわびする」との「おわび文」を渡し、解決金を支払うことで、和解が成立した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐野眞一」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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