|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 動 : [どう] 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion ・ 生 : [せい, なま] 1. (adj-na,n,adj-no) (1) draft (beer) 2. draught 3. (2) raw 4. unprocessed ・ 生活 : [せいかつ] 1. (n,vs) living 2. life (one's daily existence) 3. livelihood
体を動かさない生活(からだをうごかさないせいかつ)とは、体の活動性が全く、もしくは不規則にしかない生活のことである。 体を動かさない生活をしている者は、英語の口語では「ソファに転がったジャガイモ」(カウチポテト)と呼ばれる。体を動かさない生活は、発展途上国でも、既開発国でも見られる。体を動かさない生活とは、例えば、体を全く、あるいはほとんど動かすこと無しに、1日の多くの時間を、座ること、読書をすること、テレビを見ること、ビデオゲームをすること、コンピューターを使うことなどで消費することである。体を動かさない生活は、適度に身体を動かしていれば予防可能な疾患や死の原因となる。 「画面時間」とは、人が、テレビやコンピューター・モニターやモバイル機器の画面を見て費やす時間のことである。過剰な画面時間は、健康に悪い結果をもたらす 〔Relationship between screen time and metabolic syndrome in adolescents J Public Health (2008) 30 (2): 153-160.〕〔Screenieboppers and extreme screenies: the place of screen time in the time budgets of 10–13 year-old Australian children Australian and New Zealand Journal of Public Health; Volume 30, Issue 2, pages 137–142, April 2006〕。 == 健康への影響 == 体の活動性を欠くことは、世界の予防可能な死亡の原因のうち、非常に重要なものの1つである。 長く座ることは、早期死亡の原因になることがある。1日に5時間以上座ると、リスクが上がる。これは、激しい運動をすることや、BMIの値とは独立のリスク因子であることが示されている。じっとしている時間が長いほど、慢性疾患のリスクが高くなる。1日に4時間以上座る人は、1日に4時間未満しか座らない人に比べて、リスクは40%高い。しかし、週に少なくとも4時間の運動をする人は、1日に4時間未満しか座らない人と同じくらいに健康である〔smh.com.au - Sitting can lead to an early death: study , 2012-03-28〕〔ama-assn.org - New Exercise Prescription: Don't Just Sit There: Stand Up and Move More, More Often , David W. Dunstan, PhD; Neville Owen, PhD, Arch Intern Med. 2012;172(6):500-501. doi:10.1001/archinternmed.2012.209, 2012-03-26〕。 座りがちな生活で体を動かさなければ、次のような状態のリスク因子となる。 * 不安 * 心血管疾患 *死亡率(老人の死亡率は、男性では30%増え、女性ではリスクが2倍になる) * 深部静脈血栓症 * 抑うつ〔〔 * 糖尿病〔 * 大腸がん〔 * 高血圧〔 * 肥満 * 骨粗鬆症〔 * 脂質異常症〔 * 腎結石 * 椎間板ヘルニア (腰痛症)〔Natural course and prognosis of intervertebral disc diseases . International Society for the Study of the Lumbar Spine, Seattle, Washington, June 1994. 〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「体を動かさない生活」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|