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『開運!なんでも鑑定団』(かいうん!なんでもかんていだん)は、1994年4月19日から日本のテレビ東京をはじめTXN系列各局で毎週火曜日に放送されている鑑定バラエティ番組(時間は、#放送時間の変動を参照)。通称は「鑑定団」「なんでも鑑定団」。民放連賞優秀賞を受賞。 == 概要 == === 基本コンセプト === 様々な人が持っている「お宝」を、専門家(主に古美術品やアンティークショップの経営者が中心)が鑑定し、値段付けを行う。意外なものが高価な鑑定結果を得たり、高価だと思われていたものが偽物などで安価になってしまうという意外性や、鑑定物に対する蘊蓄が堪能できるのが特徴。鑑定の結果、埋もれていた芸術家や芸術作品が発見されたこともあった(例 : )。 流れとして基本は著名人・一般視聴者・出張なんでも鑑定団・一般視聴者の順で、不定期で「幻の逸品買います・私のお宝売ります」が挟み込まれることがある。まず著名人・一般視聴者登場前に人となりのVTRが流され、メイン司会者(島田紳助→今田耕司)の「依頼人の登場です」のコールで出演者を呼び寄せる。その後お宝披露・お宝に関するVTR解説(著名人の場合はない場合がある)・鑑定・鑑定額予想・鑑定額発表・鑑定人の解説といった流れで進行する。また著名人は画面向かって右に設けられたゲスト席に座って番組に残り、エンディングまで出演、一般視聴者の鑑定にも立ち会う。 鑑定額発表は、鑑定士が出した鑑定額を石坂浩二が鑑定額表示板の横にあるテンキーで入力し、今田の「オープン・ザ・プライス!」の合図で、石坂が鑑定額表示板を操作して鑑定額を表示させる。鑑定額は一の位から1個ずつ順番に表示され、その際「一・十・百・千・万・十万・百万・一千万・億」と、桁がアナウンスされる。鑑定額表示板は、初期は7セグ表示で桁のアナウンスはなく、次の位の桁の表示の間が短かったが、後に赤と緑のLED表示になり、通常は番組タイトルが表示され、次の位の桁の表示の間が長くなる。現在はフルカラーLEDで表示される。また、依頼人の予想鑑定額と鑑定士の実際の鑑定額が一致すると、番組から鑑定額が一致したことを認める認定書が贈られる。 本番組から鑑定・骨董品ブームが起きたが、何でも金銭で換算してしまう点や、美術品をパフォーマンスで見せる点などを苦々しく感じている美術関係者もいる。しかし、依頼品にまつわる人々の熱かったり切なかったりする思い入れや、鑑定結果に一喜一憂する依頼人の表情などは人間味にあふれ、鑑定を単なる金銭的評価に終わらせていない。また、鑑定結果が出る前には、これから鑑定する依頼品に対する予備知識の解説が入る。そこでは、製作者の生い立ち、歴史的背景などのほか、作風、作品の見方、味わい方などが紹介される。牧野義雄のようにこの番組によって、一般に広く知れ渡るようになった芸術家も数多く存在する。 2015年4月現在、放送開始から20年を経過し、司会者は変わったもののテレビ東京で最も長く続いているバラエティ番組であり、1995年4月から20年に渡り現在も放送継続中の『出没!アド街ック天国』とともに、長寿番組の地位を確立している。 収録スタジオが東京タワースタジオからテレビ東京天王洲スタジオに変更された2000年10月放送分からハイビジョンによる制作を開始。当初はスタジオ収録のみハイビジョン映像だったが、2010年7月6日放送分より出張鑑定などロケーション収録・取材映像などもハイビジョン収録となった(それと同時にアナログ放送ではレターボックス化された)。それまではスタジオ収録以外は4:3SDアップコンバート映像で2003年3月放送分までレンガのデザインをかたどったサイドパネル、2003年4月放送分から2010年6月29日放送分までは唐草模様のサイドパネルを付けていた。 1990年代後半頃からのバラエティ番組に見られるようななぞりテロップはスタジオパートでは使われず、ロケ収録や取材映像でもごく一部にとどめられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「開運!なんでも鑑定団」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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