|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 何 : [なん] 1. (int,n) what ・ 雪 : [ゆき] 【名詞】 1. snow ・ 漁 : [りょう, いさり] 【名詞】 1. fishing 2. catch
何震(か しん、男性、1541年(推定) - 1607年)は、中国明代中期の篆刻家である。文彭を継承しながら篆刻を発展させ、新安印派の開祖となった。 字は主臣・長卿、号は雪漁山人。安徽婺原(現在の江西省婺源県)の人。 == 略伝 == 南京に住んだとき、印学(篆刻芸術)の開祖とされる文彭と師友の関係を結び、燈光石に篆刻することを学ぶ。漢印への復古を唱える文彭をよく継承し、のびやかで枯淡のある作風を確立した。文彭と名声が斉しく、「文・何」と並称され、名士がこぞって彼の印を買い求めた。何震は文彭以上に詞句印や室名印を好んで刻し、後進もこれにならった。また著書『続学古編』は吾丘衍の『学古編』とともに印学を志す者のバイブルとなった。 何震の死後20年、程原・程樸父子により『何氏印選』(忍草堂印選)が刊行される。 何震の優れた篆刻芸術はやがて徽州に一派を成した。この一派を中国の印学における二代流派のひとつである新安印派(黄山派・徽派・皖派)と呼び、蘇宣・梁袠・朱簡に加え「歙四家」とされる程邃・汪肇龍・巴慰祖・胡唐などの優れた篆刻家が育った。 因みに、もう一つの流派を西泠印派(浙派)という。 周亮工の『印人伝』に何震の業績がよく伝えられている。 File:Piyunwoshi.gif|披雲臥石 File:Lanxuetang.gif|蘭雪堂 File:Yunzhongbaihe.gif|雲中白鶴 File:Gujiutingyuge.gif|沽酒聴漁歌 File:Wuzhijingyin.gif|呉之鯨印 File:Tinglishenchu.gif|聴鸝深處 File:Tinglishenchubk.gif|邊款 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「何震」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|