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余市防備隊 : ミニ英和和英辞書
余市防備隊[よいちぼうびたい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よ]
  1. (n,suf) over 2. more than
: [し]
  1. (n-suf) city 
防備 : [ぼうび]
  1. (n,vs) defense 2. defence 3. defensive preparations
: [たい]
 【名詞】 1. party 2. company 3. body (of troops) 4. corps

余市防備隊 : ウィキペディア日本語版
余市防備隊[よいちぼうびたい]

余市防備隊(よいちぼうびたい、Coastal Defense Group Yoichi)は、海上自衛隊大湊地方隊隷下の部隊。北海道余市郡余市町の余市警備所を基地としている。
第1ミサイル艇隊とミサイル艇整備班を含む本部からなり、小樽港に入港する艦艇の支援や沿岸地域・津軽海峡の防備、爆発物処理、災害派遣等を担当する。札幌市を中心とする札幌都市圏など、人口集中地域である北海道道央に駐留する唯一の海上自衛隊部隊である〔大湊地方隊の組織と任務 中山一富 「世界の艦船」1994年9月号 P76-79 株式会社海人社〕。
== 沿革 ==
冷戦が進み、対ソ連政策として北海道日本海沿岸に魚雷艇基地を建設するという構想が出てきた。余市町では、基地誘致を目指し、1962年(昭和37年)に町議会にて基地誘致議決がなされ、1970年(昭和45年)に基地の建設が決定した〔余市町でおこったこんな話その96 余市防備隊(余市町HP) 〕。ほどなく、工事が開始され、1971年(昭和46年)余市漁港の最北端に魚雷艇基地が設置された。寿都町も候補地であったが、背後に高い山があるという条件で余市が選定された。
* 1971年(昭和46年)7月15日:「余市防備隊」が開隊。開隊時の編成は、本部、第1魚雷艇隊(10号型魚雷艇(10号)及び、11号型魚雷艇(11号)により編成〔大湊地方隊の歩み 中名生正己 「世界の艦船」1994年9月号 P69-75 株式会社海人社〕)。
* 1972年(昭和47年)3月28日:12号魚雷艇が第1魚雷艇隊に編入〔。
* 1975年(昭和50年)4月15日:10号魚雷艇除籍〔。
* 1990年(平成2年)11月28日:11号魚雷艇除籍。15号魚雷艇が第2魚雷艇隊から編成替え〔。
* 1991年(平成3年)10月4日:12号魚雷艇除籍。14号魚雷艇が第2魚雷艇隊から編成替え〔。
* 1993年(平成5年)3月22日:14号魚雷艇除籍。第1魚雷艇隊が廃止、15号魚雷艇は防備隊直轄艇となる〔。第1ミサイル艇隊(ミサイル艇1号及びミサイル艇2号)を新編。ミサイル艇機動支援整備班(MLS班)を新設〔余防沿革 〕。この時期の人員は約100名〔。
* 1994年(平成6年)10月14日:魚雷艇15号が除籍となり、ミサイル艇のみの編成となる。
* 1995年(平成7年)3月13日ミサイル艇3号を編入する。
* 2006年(平成18年)9月5日:ミサイル艇3号が大湊港内において機関砲誤射事故。
* 2008年(平成20年)6月6日:ミサイル艇1号及び2号が除籍。ミサイル艇「わかたか」が第2ミサイル艇隊から、「くまたか」が第3ミサイル艇隊から編成替え。
* 2010年(平成22年)6月24日:ミサイル艇3号が退役〔ミサイル艇「3号」艦番号823 平成22年6月24日除籍 〕。ミサイル艇機動支援整備班(MLS班)が廃止。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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