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網干(あぼし)は、兵庫県姫路市南西部の地区。 狭義では山陽電鉄山陽網干駅周辺を指すが、一方で広域地名「網干区」をも指す。また地元で単に「網干」と言った場合、狭義の網干以外に漠然と、北西で接する余部区(よべく)付近をも含んだ「姫路市南西端」との感覚で用いられることもある。このため、本稿では余部区についても述べる。 :以下、「網干」は区中心部を指す表現として用い、広域地名「網干区」については「網干区」と記す。姫路市の「区」については、姫路市の「区」を参照のこと。 網干区は、JR網干駅を何とか含ませるようにしたが如く縦に長い区だが、面積がそれほど広くないこともあってか、飾磨区のように狭義地域と「区」とのイメージが乖離するまでには至っていない。 臨海部にダイセル、西芝電機、日本触媒などの大規模工場が並び、播磨臨海工業地帯の一角を成している。また播磨灘に面する網干港は姫路港(特定重要港湾指定)の一端として、工業港湾の役割を果たす。 近年、地元以外では「あぼし」との発音が目立つが、姫路では「あぼし」が通常の発音である(但し接頭辞、接尾辞によってアクセントが変化する)。 ==地理== *網干区は揖保川下流東岸と大津茂川下流西岸に挟まれた一帯で、ほぼ平坦である。東部で大津区と、北東部で勝原区及び揖保郡太子町と、西部で余部区と接する。また南西部で揖保川支流の中川を挟み、たつの市御津町(旧・揖保郡御津町)と向き合う。南方は播磨灘に面しているものの、海岸線のほぼ全てが工場地帯。沿岸は遠浅のため、イカナゴ漁などの沿岸漁業が行われる。なお興浜の北半と浜田は、揖保川の中州を占める。 *近畿一円で「網干」と言えば、狭義の網干よりもむしろ「JR西日本『アーバンネットワーク』の西の拠点」として有名である。山陽本線網干駅の西隣には大規模な車庫(網干総合車両所)があり、同駅を行き先とする京阪神方面からの近郊電車が多数運行されているためである。但し、本来の網干市街は山陽電鉄山陽網干駅付近で、中心部から北へ3km離れたJR網干駅は、いわば街外れと言える。 *網干区中南部を国道250号(浜国道)が東西に走り、また北方へ伸びる兵庫県道27号太子御津線が、国道179号を経てたつの市中心部とを結んでいる。網干旧市街は、古くからの狭い道が交錯する街並。 *西で接するたつの市御津町内には綾部山梅林や新舞子海水浴場、古くから摂播五泊の一つとして栄えた室津があり、網干は観光の玄関口。山陽網干駅前から神姫バスが連絡する(梅林や海水浴場へは季節便)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「網干」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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