翻訳と辞書 |
佛向寺[ぶっこうじ]
佛向寺(ぶっこうじ)は、山形県天童市にある浄土宗の寺院。昭和17年(1942年)までは、時宗の中本山。山号は宝樹山。本尊は阿弥陀如来。正式名称は、宝樹山称名院佛向寺と称する。 == 歴史 ==
=== 開山 === 佛向寺は天童市大清水字二階堂に弘安10年(1287年)に一向俊聖によって創建されたと伝えられる。ただし、番場蓮華寺を正統とする立場から書かれたとみられる『一向上人伝』にはその記述はなく、実際には「東に下る」と記述があるその弟子行蓮による開山と考えられる。宇都宮一向寺の阿弥陀如来像に行蓮の銘があることから、関東まで来ていたことは間違いないと思われる。なお佛向寺跡について、字名などから成生荘の二階堂氏の館跡との説もあるが、その近辺からは念仏鉦が出土している。また、近年その近辺の高野坊遺跡からは、一向俊聖の二十七回忌を勤めたという礫石経が出土している。そのほか、成生街道沿いには下馬止めの欅があったという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佛向寺」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|